見出し画像

私(with娘)の夏休み「初めてのチャレンジ」③眼科に行く

学校からの通知で、視力が落ちていること、斜位の疑いがあることがわかり、夏休みのうちに検査を、と思い、初めて眼科に行ってきました。
眼科って、混んでるんですね!
初診予約をしたものの、2時間待ちに。

小児科の診察待ち(1時間コース)は電子辞書、歯科の診察待ち(10~30分程度)は小さな塗り絵、と、時間や行先によって過ごし方を変えている娘。
この日は、混み具合が読めなかったので、電子辞書を持っていきました。
が。
意外な方法で、時間潰しができたんです。

それは、待合室の大きなテレビに映しだされた、プロ野球中継。
とにかく、画面に情報量が多く、見るものがいっぱいで、相撲と同じ!
カメラワークの迫力もすごくて、面白い!
そして、この日の試合は、どちらのチームも各イニングで走者が出て、ピッチャーにしてみればランナーを背負ってしまう、バッターにしてみれば打てば点が入る、というドキドキ感がありました。(どちらかを応援していた、というわけではないですが)

(ちなみに、うちにはテレビはあるのですが、ニュースと相撲と駅伝しか見ません笑)

娘は興味深そうに野球を見ながら、ときどき小さい声でぶつぶつ呟いたり、私に話しかけたりしていて楽しんで過ごすことができました。

2時間テレビを見ながら待てるなんて、と感動しました。

そしてもう一つ感心したのは、初めての場所でしたが一人で検査をしてこられたことです。

あらかじめ「軽度の知的障害があり、先生の指示が理解できないことがあるかもしれません。」と伝えておきました。
すると看護師さんが来て、「一人で行ってみましょう。難しかったらお母さんを呼ぶので、待合室でお待ちください。」と、娘と一緒に検査に行ってくれました。
検査が終わると、娘はにこにこしながら早歩きで待合室に戻ってきました。

娘「一人でできたよ!」
私「すごいじゃん。頑張ったね。」

その後の診察で、まだ眼鏡は作らないこと(視力が下がっているのは片目だけなので)、斜位は間欠性であり、生活に不都合が出るわけではないので、経過を見ることを伝えられました。

娘「眼鏡にならなくてよかった。眼鏡は、鼻が痛そうだから。」

あ、理由、それなんだ。笑

何はともあれ、また一歩レベルアップできた娘なのでした。


特別支援教育に興味を持つ教員です。先生方だけでなく、いろいろな職業の方とお話して視野を広げたいし、夢を叶えたいです。いただいたサポートは、学習支援ボランティアをしている任意団体「みちしるべ」の活動費に使わせていただきます。