誰もやらないことをやる。

年内最後に、「どうしても会っておきたかった人」に会ってきた。

what's!?coffeeの柴田恭兵さん

そもそも、私が恭兵さんを知ったのは、恭兵さんがコーヒーの移動販売を始めるための資金集めとして、クラウドファンディングをしていたから。

聴覚障害があっても夢を諦めない恭兵さんの考え方に共感し、そして、リターンのバッグが可愛かったから(笑)、支援をした。

そんなきっかけで、Twitterでやりとりをさせていただくようになり、共感しすぎてオンラインサロンにも入った。

アクティブで、考えが深く、すごく先を見ていて、自分のやりたいことにどんどんチャレンジしていく恭兵さんに、どうしても直接会いたかった。文字だけのやりとりよりも、直接話す中での「間」に、恭兵さんがどんな表情をするのか、どんなふうに言葉を紡ぎ出すのか、見たかった。「間」には人柄が見えるような気がしている。

千葉県から愛知県。簡単に行ける距離じゃない。だから、スペシャルだ。スペシャルな旅には、連れていきたい人がいる(笑)。というわけで、旅の同行者は、弟。まあ最近、よく一緒に出かけているのだが(笑)、弟も、きっと恭兵さんからたくさん学ぶことがあるんじゃないかな、と思い、誘ってみた。

安城市のアンフォーレ。広場に恭兵さんの移動販売車を見つけた。自分も少しお金を支援した身として、感慨深いものがある。これを見られただけでも、愛知に来た甲斐がある。

恭兵さんは、写真で見ていた通りの柔らかな笑顔で、コーヒーを淹れてくれて、ご自分の子どもの頃の話や、これからやりたいことについて語ってくれた。私からの質問にも丁寧に答えてくださった。「間」から、誠実さが滲み出ていた。

恭兵さんの話を聞きながら、私は自分に問いかけていた。

「障害があるから、といって、子どもの将来を大人が狭めていないか」「自分がやりたくても年齢のせいでやれない、とか、前例がないから、とか、言い訳をしていないか」

すぐに答えは出なかった。どうしていけばいいのか、ゆっくり考えようと思った。

恭兵さんの笑顔に癒され、言葉からパワーをいただき、たっぷり心の充電をして(笑)、安城市をあとにした。弟もきっと、恭兵さんと年齢が近い分、私とは違うことも考えていたに違いない。


さて、改めて感じることがある。

最近の私は、「社会課題に向き合っている人の生き方」に興味があるようだ。そして、そんな方々からいつもエネルギーをいただき、インスパイアされ、誰もやらないような新しいチャレンジをわくわくしながらスタートさせる。

そんなふうに、私は自分の生き方を楽しみながら模索している。何も見えない真っ暗闇でさえ楽しい。見えないから楽しい。そして、そんな私をわくわくしながら見ている人たち、応援してくれる人たちの存在を確信しているから、安心して楽しめる。失敗しても、それすら面白いに違いない。また模索に繋がるのだから。

誰もやらないことをやる。それが、私のモチベーションになっている。


お仕事中にたくさん話をしていただいた恭兵さん、ありがとうございました!

これからも応援しています!

恭兵さんのTwitter

特別支援教育に興味を持つ教員です。先生方だけでなく、いろいろな職業の方とお話して視野を広げたいし、夢を叶えたいです。いただいたサポートは、学習支援ボランティアをしている任意団体「みちしるべ」の活動費に使わせていただきます。