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龍が如く7 光と闇の行方【感想/ネタバレなし】

ストーリーが良いと聞いていた本作、確かにおもしろかった。
「龍が如く」シリーズは未プレイ、知ってるキャラクターといえば桐生ちゃんと真島くらいのもんですが、十分楽しめました。シリーズを追っかけてる人ならもっとワクワクするところがあったんだろうなと思う。

キャラクター、ストーリーのこと

とにかく主人公の春日一番がとてもいい。自分に正直で義理堅い、だが押しつけがましさや嫌みがないので素直に応援できる。プレイしていて気持ちのいい主人公でした。
正義感あふれる主人公に夢物語を語られて辟易することが増えてきたのですが(これは自分が年を重ねたせいもあると思う)、一番は出自や環境のこともあってわりとリアリティを持って物事をみているので、納得できるところが多かったのかもしれません。
彼に感情移入できるかどうかがこの物語を楽めるかの肝になると思うので、彼を好きになれたのはとても良かった。

仲間キャラについて。それぞれ背負っているものがあり、重たい設定もあるものの、湿っぽくなくアッサリしているのが良い。
個人の深い事情は絆ゲージを上げるための会話で解明していくので、必要ないと思えば聞かない選択肢があるのも良いと思います。私は絆全員フルで上げました。

周囲のキャラクターでは、親っさんがとにかく抜群にかっこいい。カシラもかっこいい。つまり荒川組が最強すぎて、一番が「親っさん、親っさん」言うのも「わかる…」ってなってしまう。
そこに共感できるから、ストーリーの流れも違和感なく受け入れられたんだろうと思いました。
お約束あり、意外性あり、引き込まれる物語で、ものすごく楽しかった。一番と一緒に一喜一憂しました。

バトルのこと

シリーズのファンには不評かもしれない。でも私は好き。
アクションが苦手で「ジャッジ・アイズ」ではけっこう苦労したので、ターン制なのは単純にうれしいです。技術介入度がめちゃくちゃ下がるのでね。
ジャストガードは私にはわかりにくくて運ゲーになってましたが、それでもレベル上げれば問題なく進めていけるっていうのは安心できる。コマンド戦闘は安心システム。
敵との距離が開きすぎて追撃が間に合わなかったり、オブジェクトに邪魔されてスカったり、敵の中にやたらHP多いやつがいて削るのめんどうだったり、不満点もあるんだけれど、総じて自分には遊びやすいシステムでした。

まとめ

コマンド式でプレイしやすく、物語としてもとても良かった。龍が如くシリーズに興味はあるけどナンバリングめっちゃ出てるしな…、アクション苦手だしな…という私のような人にはめちゃくちゃおすすめです。
シリーズファンでコマンドバトルがいやだなと思ってる人も、後悔させないストーリーだと思うのでプレイしてほしい。
ちょうど、新作も発表されていましたし、ダブル主人公になるっぽいし、発売前にやっておきましょう。(私もなんとかして桐生ちゃんの物語を追っかけねばなと思っているんですが、なんせ数が多いんよね…)

そういや冒頭にチェイスのチュートリアルがあったけど、本編でチェイスするところあったっけ・・・?


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