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東京武蔵野シティFCのJ3入会を考える その後・・・

 2020年8月3日、東京武蔵野シティFCからJリーグ参入を断念するとの発表がありました。

 うーん・・・そうですか・・・としか言えないです。このニュースを聞いた時は正直いろいろな事が頭をよぎりました。そもそもJリーグを目指すとした時の根拠はなんだったのだろう?とか、相当な障害があったにせよ、この数年の動きでもうあきらめちゃうのか・・・とかとかです。選手もやり切れないだろうな。と思いました。Jリーガーになりたい!って結構子供の夢でもありますしね。それが競技レベルでは届いていたのに、それ以外の理由で叶わないとか・・・現実って残酷ですね。残酷なんて言葉だけでは選手たちの無念を表現出来ないとは思います。きっと、今からでも移籍とかを考えるのでしょうけど、だったらこの数年を返して欲しいって思いますよね。サッカーの選手生命って決して長くはないですから。

 で、で、この決定は結局どうしてなのでしょう?去年の観客動員を踏まえて考えてもため息です。去年、Jリーグ参入を目前にして武蔵野陸上競技場まで足を運んだ人たちも同じ思いではないでしょうか。やはり武蔵野市内でのサッカー場という最初から最後までの大きなハードルをどうにも出来ないという事だったのではないでしょうか?今の市長は東京武蔵野シティの動向にはほとんど興味及び関心がなかったようですし・・・前の市長は理解もあり協力的でしたが、これも運命というか時の運みたいなものなのでしょうか。

 そもそも武蔵野陸上競技場の観客席(芝生部分)が半分使えないって一体どういう事なんでしょう?市民の税金を使って建設した公共施設が特に理由も明示されないまま使われないって、それはそれで市の姿勢として適切なのかとは思います。もちろん、それだけではなく、もっと根本的な施設面での不足はあったのでしょうが。

 とにかく、また違う時の流れの中で、再びJリーグを目指すというタイミングを探って欲しいと思います。もちろんJリーグだけが全てではないっていう意見があるのも承知しています。でもね、でもね、本当にそれでいいんでしょうか?このチームってここまでのチームなんでしょうか?本当に上を目指さないで、このチームが長く存続し続ける事が出来るのでしょうか?それが難しいという危機感からJリーグを目指す!という行動に出たはずではなかったのではないでしょうか?うーん・・・現実って本当に難しいですね。

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