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【ニューカッスル】トナーリ、めちゃくちゃ欲しい理由


ACミラン所属のイタリア代表MFサンドロ・トナーリのニューカッスル・ユナイテッドへの移籍が濃厚と報道されている。

移籍金は7000万ユーロ+ボーナスとの情報があり、これが実現すれば昨夏にクラブ史上最高額で獲得したFWアレクサンダル・イサクに匹敵するビッグディールになり、2年連続のワールドクラス候補の若手選手を迎え入れることになる。

個人的な意見としては、トナーリ獲得は大賛成であり、是非とも無事に契約を結べることを祈る。
その理由としては、2つある。

1つは、ブルーノ・ギマランイスの起用法。
チームの心臓として中盤の底で不可欠な存在になったブラジル代表MFは、文字通り代わりが居ないプレーヤーとなっていた。
当然、出ずっぱりになれば負担が大きい。代役としてはショーン・ロングスタッフがその位置を務めることもあったが、彼もまたインサイドハーフのレギュラー格であり、そのポジションを空けてしまうことになる。

トナーリは、ギマランイスの担っていた役割をそのまま任せることもできる資質があると思う。
ピルロ二世と呼ばれたように正確なキックでゲームを創る司令塔としてだけでなく、アイドルはガットゥーゾと語るだけあり守備においても一級品のプレーヤーだ。
それこそ、ギマランイスをインサイドハーフに置き、よりオフェンシブに振る舞うという使い方での共存もプランに入れることができる。

ジョエリントン、ジョー・ウィロックといった実力者も含めて中盤でハイレベルなローテーションができる点も、CLに挑むことで過密なスケジュールになるクラブにとって大きな意味を持つ。

2つ目は、トナーリの若さ。
即戦力になり得る実績を持ちながら、まだ2000年生まれの23歳という魅力もある。
現在ニューカッスルにはCBスヴェン・ボトマン、MFアンソニー・ゴードン、エリオット・アンダーソン、そして先述のウィロックやイサクといった若き逸材が所属しており、彼らと共に長期的にクラブの顔となっていく存在になる、そんな明るい未来にも期待してしまう。

濃厚という報道があろうと楽観視はできない移籍市場の動向だが、一日も早く白黒のストライプに身を包むトナーリの姿を見れることを願う。

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