見出し画像

簡単な業界予測:旅行業

ぼちぼちマスコミも取り上げてきましたね

「Go To Travel キャンペーン」

早く予約しなきゃ!と思う気持ちも分かりますがもう少しだけ様子を見てみませんか?開始時期はまだ様子見ですし。業界としては以下のような状況だと私なりにみています。あなたの懇意にしてる旅行会社が、旅館が、ホテルが、、、なんてことになる可能性も十分に考えられます。予約金払ったけど戻ってこない、、、なんて何年か前にもありましたよね?Tell me? hear me ? クラブでしたっけ??あと少しだけ我慢してから予約してもいいのではないかなと思うのであります。ということで本題。

今日、友人AGに「そうそう、あともう少し様子を見た方がいいよ~」と伝えた。そう伝えた理由の一部がここに書いてあるのだが、この記事の内容そのものは3月中旬から4月に入り薄々感じていた。(もっと早くノートしておいてもよかったかな、まぁいいや)
以前ツイッターにもあげましたが、5月末からこの業界はバタバタと倒産・破産がでると予期しています。5月末を待たずすでに世界の航空会社でも破産や保護申請が始まっていて(ラタム航空グループ (LATAM Airlines Group S.A.) やルフトハンザ(Lufthansa)など)、国内の宿泊・観光バス・観光施設も毎日なにかしらかニュースになり業界内で情報が飛びまわっています。

事情としては3月末に業界内のほぼ全ての案件が消化され、4月以降は仕事がなくお金の流れがとまったままです。(とはいっても人件費等固定費はでていきます)そこで3月までの仕事が現金化され4月~5月に入金されますが、 もともと体力の無い会社、赤字体質、キャッシュの積み上げが少ない会社は4月~5月の入金以上の金がなく結果、破産や倒産、 会社更生法や民事再生法の適用の憂き目にあうわけです。(株などの有価証券があるから大丈夫と思われますが全然ダメです。買取償却などをやっているとあっというまにとどめをさされます。危機に最も強いのは現金です、キャッシュです、はい ※本当は「ゴールド」です(爆))
合わせて特に国内の業界は売掛金の信用リスクと与信管理問題が発生しますので、一社がだめになった場合に連結(取引先含め)もしくは芋づる式に破産や倒産の波に襲われるという見方なのであります。

今のところの救いは雇用調整助成金が大きいでしょう。ですがこれもなかなかお金が下りてこないのが現状です。お金が下りてくる前に倒産というパターンもでてくると推測しています。持続化給付金や感染拡大協力金など零細企業レベルであっても焼け石に水です。もしくは思い切った業態変更や新規ビジネスの発掘になりますがこれも有る程度の時間・体力がないとできませんよね。

ということで友人AGには「あともう少し様子を見た方がいいよ」と伝えたのであります。
そしてこの状況に対して自分が何かできるのか?と思うのですが、、、正直思いつかないのが現状です。せいぜい転んでもただじゃ起き上がらないぞと思い少しでも「金」になることを考えるばかり。時刻表の特別付録でついてた「エヴァンゲリオン×鉄道」マスクケースはオークションにだしたらいくらで落札するか?など庶民ゆえにせこいことしか思いつかないんですよ。とどうでもよいことを考えても危機はすでに始まってしまっている状況、、、同業他社の皆さま・業界を取り巻くステークホルダーの皆さま何とか知恵を絞って&お上の助力で(とは言っても源泉は我々の血税(笑))この危機から脱してもらいたい。昨日テレビ朝日のお昼の番組で星野リゾートグループの代表、星野佳路さんも業界に向け力強いメッセージを発しておりました。「危機はかならず去る。この困難な状況を何とか生き残れば、たとえボロボロになったとしても新しいテクノロジーが再生への鍵になる」
何とかこの状況をサバイバルしてもらいたい。←自分もなw
雇用を守り、母屋を支え、グループ会社の脱落を防ぎ、、、レジリエンス=何があってもまた立ち直れる力  を持って。


最後にこんな提案いかがでしょう?
どこの航空キャリアも危機に瀕していますね~。当然キャリアは払戻等でキャッシュの流出は避けたいに決まっております。そんな中すこし古い内容ですが、

「航空券はお手元に大切に保管してください by エミレーツ航空」
https://www.emirates.com/jp/japanese/help/keep-your-ticket/
元記事ツイッターはこちら

このような方針をだすキャリアもでてきているので、自分のお気に入りのキャリアの「航空券」をとりあえず買っておくのも支援の一つになるのでは?楽しみも増えますよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?