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JALから乗客乗員379人全員が脱出できた事から考えた、自分の仕事での覚悟

CAさんが機内で乗客に「席を立たないで」とか「荷物をださないで」と呼びかける映像。
「○○の扉は開けられません」「前方に移動してください」という緊迫した声。

映画ではなく、現実の映像でした。

窓から炎が出ていて、通信機器も使えなくなっていて、薄暗い機内という、緊迫したという言葉では言い表せないほど緊迫した中で、300人以上の乗客を的確に避難させたJALのCAさん達。

そして、全員の避難を確認して、最後に機内から避難した機長。いつ、爆発に巻き込まれるか分からない状況で、最後の最後まで、乗客乗員全員の避難を確認した使命感。

本当に本当に、心の底からの尊敬の念を抱きました。

そして、この事から、本当の緊急事態では、現場の人間の行動こそが人命を左右することを強く認識しました。

私は今、小学校で担任をしていて、平日の日中はいつも同じ空間で、約30人の子ども達と活動をしています。
もし、火災や地震、不審者など緊急事態が発生したら、何よりも私自身が、適切な行動をとらなければなりません。
何が何でも、子どもたち全員の命を、守らなければなりません。

だからこそ、日ごろの避難訓練、不審者対応訓練を真剣に、着実に、繰り返し行う。本当に緊急の「ここぞ」という時はいつ来るか分からないし、そしてその緊急事態に対応するのが、対応することができるのが、現場の私の使命であることを、心の底から理解して、覚悟をしました。

大好きな小学校の教室という現場を、心の底から守りたい。
目の前の子ども達の命を絶対に守る為に、最善の行動を冷静に行う。
肝に銘じることができました。

最後に、被災地に向けて、今まさに飛び立とうとしていた海上保安庁の亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


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