のりちゃんの乳がん日記⑩がん保険

お勤めを始めて間もなく民間保険会社Aのがん保険に入った。
21か22歳の頃で年払いで1万円弱。
何となく続けて30余年 初めて請求する時が来た。

今まで何度も何度も新しいプランに変えましょうと案内が来たけれど放置。
提案のプランだと月5000円程になり既存よりもなんと6倍になる。
しかしいざ請求するとなると…私が契約している保険だと入院しか対象では無い。
通院は対象外、告知を受けたらいくら、手術を受けたらいくらというものが全くない！
まぁそれでもないよりはいいし他に2つ保険に入っている。
そもそも高額療養費制度と会社の不可給付で自己負担は思ったほどかからない。

民間の保険会社の謳い文句は魅力に感じるけれど相応の保険料がかかる。
金融庁からも公的保険の補償内容を理解した上で必要に応じた民間保険の加入を、とアナウンスが出ている。
冒頭の保険会社が寛解から5年経てばプランの見直しができるので是非！と言ってたけれど
歳を重ねると保険料は更に上がるので見直すことはないな…

ちなみにこのA保険会社は保険金受取人しか請求が出来ず保険金は受取人名義の口座しか指定できない。
私の場合は息子を受取人にしていたので彼が請求して彼の口座に入る。
家族のものはぼくのもの、の彼がその保険金を渡すとは思えない。
すぐに夫を受取人に変更したけれど変更日以前の請求分は息子が請求し彼の口座にしか振込めないという。
これも古い契約だからだそうで昔は本人に告知をしないケースで本人の口座にがん保険請求分が振込まれ病気がわかる、ということがあり問題になったためと保険会社は言う。
本人が請求できないのは不便だと言うと受取人を本人にするといい
亡くなった時には法定相続人が請求できる、と。
保険に入るときにそこまで考えるかー？？
色々と考えさせられる保険事情だった…

写真は近所で美味しいと評判の出汁巻きと天ぷらのお店のもの。
お出汁たっぷりで２,３人用で180円。
病気になり今まで避けていた出来合いのものを買うようになったが餅は餅屋。
美味しいものがこんなにもたくさんあるのかとびっくりの日々。