のりちゃんの乳がん日記㉘感染症
主治医の術後診察がある1週間前にボンドが剥がれたのに気付いた。
翌日、そこが赤くなっているが土曜日で休診。
ほんのり赤いから月曜日に電話しようと思っていたがその月曜朝にはほんのりではなく手術跡の周りがはっきりと赤くなっていたので朝一番で病院に電話をする。
聞いていた2つの番号にかけても呼出音が鳴るものの出ない。
代表番号にかけても担当に回されてやはり出ない。
午後からかけ直しても同じ。
それは翌日も同様だった。
発熱などで救急車を呼ぶ時にも前もって電話を入れないと受け入れられないから予約なしでは来ないよう言われていた。
あいにく水曜日は祝日
木曜日にようやく電話が繋がり若いドクターが出られたが翌日が主治医の診察なのでその時に診てもらってくれ、と言われた。
金曜日、主治医が患部を見ると「感染症ですねぇ」と気の毒そうな顔で言った。
思わず緊急事の電話が繋がらないから酷くなったのでは、と声を荒らげた。
とにかく処置室で切開しましょう、と。
部分麻酔で閉じかけていた手術跡を開き膿を取り出し小さな管を入れた。
その管から膿を外に出すという。
手術跡は開きっぱなしでシャワーの時に見て膝から崩れ落ちた…
塗り薬を出されシャワーを浴びてガーゼをその度に変えとにかく清潔に保つようにと。
1週間毎に通院し、ちょうど1ヶ月かかり感染症の治療は終わった。
その間とても不安だったし月曜日の時点で診てもらっていたらここまで酷くならなかったのではと思うと怒りがおさまらない。
処置室の看護士が担当の受付に私の言い分を伝えたようだが恐らくよく言われるようでなんとも思っていないようだった。
写真は8月15日の五山送り火の消し炭
日付けが変わった16日の早朝、山に登り拾えるものだそう。
よく行く饂飩店のご主人が朝4時に登り拾ってきてお守りに、と手術前にくださった。
入院中からずっとこれを握りしめて上手くいきますように、と願った。
済んでしまったことは変えられない。
感染症にかかり辛かったが1ヶ月で済んで良かったと思うことにした。
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