『バビロン』（vol.2262）

皆さん、こんばんは。いかがお過ごしでしょうか？

現在、Amazon Prime Videoで公開されているアニメ『バビロン』を観ています。「自殺法」をテーマにした重くて鬱々な内容なのですが、「自殺」とは？「善悪」とは？について考えさせられるアニメです。

数年前までは、『LGBTQ』が日本でも広く認められるようになるとは考え付かないことでした。このアニメでテーマとしている「自殺法」も、今後、実際に議論されることが出てくるのではないかと思われます。

これまで、「安楽死」について議論され、今でも議論が行われているように、「自殺」「自殺法」に関しても、着地点がどこになるのか分かりませんが、議論されるのではないでしょうか。

私は、自殺未遂者です。自殺をした人、未遂を起こした人は「悪い人」ですか？

生きることに絶望した人の希望は、「自殺」です。この世との関係を断つことで、永遠な幸せがやってくると、その頃は考えていました。
でも、一瞬でその考えが変わったことも事実です。

現在、このようにして生きていますが、果たして現状、幸せなのか、「悪」の心に染まることなく「善」の心で生きているのか、いつも考えています。考えすぎなのかもしれませんが、「自殺は二度としない」と言いつつも、自殺のことを考えてしまう自分がいます。

「自殺」を思いとどまらせているのは、いったい、何でしょうか？

分かりません。

なんとなく生きているのかも知れませんが、「生きる」ことの何らかの意義を見出したのでしょうね。その意義が何か、はっきりとは分かりません。

このアニメ『バビロン』を観ているから、そのようなことを改めて考えだしたのではなく、たまたま観たアニメに触発されているのも確かです。

しかし、「生きる」ことは素晴らしいことです（だと思います）。

生きているからこそできることがたくさんあります。

人は一人では生きていけません。いろいろな人との関わりのなかで、どうして自分が生きているのか、生かされているのかを考えることですね。

もうすぐ59歳になるおじさんでも、今でも「自分探しの旅」「生きることの意味」を探し続けています。

ま、アニメはアニメですから、エンターテインメントとして、お楽しみください。

今夜は30分バージョンです。いつものように皆さんのコメントで番組を進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

【Amazon Prime Video】
・バビロン