20年のアトピーが3ヶ月で脱ステロイド ~薬との出会い~

アトピーの痒みを抑えるために一般的にはステロイド軟膏を使うと思います。

ですがMさんの場合、ちょっと違いました。

ある夏の日に蚊に刺されて、家にあれを塗ったそうです。

そう、それは...

虫刺され用の痒み止め!!


すると抗炎症成分はもちろんのこと局所麻酔成分としてメンソールやカンフルが入っており、爽快感で痒みがではありませんか!!

ん?まてよ、これってアトピーの痒い部分にに塗れば痒み落ち着くんじゃない?

と思い、塗ったそうです。結果は予想通り、一時的ではありますが、痒みは落ち着きました。

アトピー性皮膚炎の場合慢性的に痒みがあり、掻きむしることによって皮膚の神経が壊れてしまうんですね。そのため本来なら痒くないのに痒いのと脳が錯覚してしまい掻いてしまうのです。

Mさんの場合、痒み止めで一時的にでも痒みを止めることにより、薬の効果が切れた頃には痒くない部分もあったそうです。

また痒くなってしまった部分には、上塗り上塗りを繰り返して、ドラッグストアに売っている一般的な痒み止め薬を1ヶ月に2、3本使っていたそうです。

それでも掻くよりは良いだろうし、ステロイドは使いたくないと思い続けていたそうです。

大量使用はもちろんお勧めできませんが、痒みを止める一つの手段として、一度使ってみるのはいいのかもしれません。

次回はMさんの脱ステロイドを行うきっかけについてお話ししようと思います


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