円盤に乗る場10月スケジュール

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10月8日（金）　月イチコンテンツ（β版）辻村優子

各アーティストが持ち回りで何らかのコンテンツを発表する「月イチコンテンツ（β版）」。10月の担当者は俳優の辻村優子さんです。

みなさんこんにちは。10月の月イチコンテンツを担当します、辻村優子です。

俳優をやっています。でもそれだけでは食べていけないので、マッサージ屋さんで働いています。駅前とかにあるチェーン店です。ほんとはマッサージっていうのは医療類似行為にあたるので、私みたいな国家資格持ってなくて民間企業の研修受けただけの人はマッサージって言葉使っちゃいけないんですよね。なので、私がやっているのは正確には、リラックスを目的としたリラクゼーションサービスの提供、ですね。そういう仕事をする人をセラピストって言ったりします。で、リラックスを目的としたもみほぐしをやっている、と。

前置きが長くなっちゃいました。

この数年、もみほぐしを練習したりお店で実践するうちに思ったんですよね。
「あれ？これ、演技に似てない？」って。でもそれを知り合いに話したら「好きな事って他の事やっててもそれと繋げちゃうもんなんじゃない？」って言われました。そうかもしれません。たとえばお寿司握ったり荷物運んだり、他のアルバイトしてても多分私「あれ？これって演技に似てない？」って言っちゃってると思います。

とはいえ今はもみほぐしにそれを感じちゃってるので、どの辺がそう感じるのかなーって、私なりにに仮説を立ててみました。

まず演技って何？って話なんですけどいきなりデカすぎますよね。と言うわけで、私は一応新国立劇場の演劇の研修所に通っていたので、そこで言われてた、いわゆる台詞劇にとって大事と思われる「台詞を用いた行為によって相手に作用を与える。そして自分も相手から作用を受けて変化する」事を演技と呼ぼうと思います。

え？これって演技じゃなくてコミュニケーションの事では？って感じもしますが。

一応お店でやってるもみほぐしはフリースタイルってわけじゃなくて振付というか、手順とか回数が決まってるんですよね。この決まった型の中に収めていく工程が入るので、一応コミュニケーション一般とはちょっと違うかもしれない。

で、もみほぐしの方なのですが、振付とか手順以前にセオリーが三つありまして。

そのセオリーが演技にとって有効な方法論と共通しているのではないか？というのが私の仮説です。もみほぐしの三つのセオリーって何だよって感じですが、社外秘なのでこの場では伏せておきますね。

これまで何回か検証を重ねてきた感じだと、もまれる事を意識してる被施術者は、そうでない状態よりもほぐれるのが早い！
もんでる私は、受けてくれる人の身体の変化を感じて、次の一手の感じが変わります。対話っぽい。受けてくれる人はどうなんだろう。
今回来てくださった人ともその辺フィードバックし合えたら。

またまた前置きが長くなりました。

今回の月イチコンテンツでは、
来てくださった方とこの仮説を共有して、
その前提でもみほぐしを受けてもらって、
どうだったかをフィードバックする。
という事をします。
タイトルは
『パフォーマンスもまれ処』です。

一回にもめる人が一人なので、各回一名ずつの枠です。
5枠ご用意しました。
ご都合のよい時間を選んでもらえたらと思います。
仮説共有からフィードバックまで、一人45分くらいです。

そして、6枠目も用意しました。
これは、仮説を共有した上で、もまれている人をみんなで観よう！という観る専のための回です。この回は定員10名です。観た後にちょっともまれてみたいなあ、と希望される方のために、ちょっともみタイムも用意しています。

どうでしょうか？ちょっと興味もっていただけたでしょうか？
誰も来なかったらアトリエで泣いた赤鬼状態で一人待つことになるので、
じゃんじゃん来てほしいと思います！
よろしくお願いします！

辻村優子（俳優）
静岡県浜松出身。俳優。新国立劇場の演劇研修所を出たあと舞台を中心に活動。七夕の短冊や手紙など身近なモチーフを使ったワークショップをしたり、美術モデルやセラピストの体験から考えたことなどをもとにパフォーマンスをしたりもする。主な出演作に篠田千明『非劇』劇団朋友『残の島』松井周の標本室『セルフサービス』など。

お問い合わせ
tsujikomame@gmail.com

日時
10月8日（金）

<もまれの回>
・セラピスト(辻村)とお客さんが一対一のもみほぐし長めの枠（45分）
①13:15
②14:15
③15:15
④16:15
⑤17:15
※各回1名のみ

<観る専の回>
・施術は、あらかじめお願いしたモデルさんに受けてもらい、お客さんはそのもみほぐしの様子を観る回
⑥19:30〜
※定員10名
※終了後、希望の方には短めの施術を行います。
※無料配信あり。

料金
もまれの回　1500円
観る専の回　1000円
（「円盤に乗る場」ご購読者の方は購入の際、備考欄にnoteアカウント名をご記入ください。当日500円キャッシュバックいたします。）

ご購入
https://noruha.stores.jp/?category_id=6076472c1e746b29894b46b4

会場
円盤に乗る場
　JR山手線、京浜東北線「田端」駅徒歩20分
　JR宇都宮線「尾久」駅徒歩10分
　都電荒川線「小台」駅徒歩4分
　都営バス「西尾久二丁目」バス停徒歩3分
　●場所の詳細はチケット購入後ダウンロードできるpdfをご覧ください

10月28日（木）15時〜20時　乗る場の日（旧：交流会）（※お休みとなりました）

毎月28日を「乗る場の日」として、アトリエをオープンにすることにしました。誰でもここでやりたいことをやれる日です。参加アーティストも、乗る場購読者のみなさまも、どうぞここでお好きにお過ごしください。簡単な食べ物や飲み物を用意してお待ちしております（参加費：500円）。

ご参加にあたってはご購読の上、来場予約フォームよりご予約ください。
（担当：円盤に乗る派）​