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林業のこと5

12月14日。今日はやっと森林組合に赴いて作業。午前は苗木を植える範囲の目印となるテープをつける作業に同行。急峻な斜面。皆伐されたスギ。そこに業者が植樹をする際の範囲を示す黄色いテープを貼っていく。「足が悪い」と言いながらどんどん斜面を降りていき、その辺に落ちている切り捨てられたスギの枝を鉈で切って地面にぶっさす。そして黄色いテープを巻く。素手で。僕は手袋を履いているがそれでも寒い。MASTERキートンの「赤い風」という話を読んでない人は是非それを読んでくれ。その感覚。帰りに自動販売機でコーヒーをご馳走していただく。このコーヒーがこの場所だという気持ちになる。
午後、若い組合員の方に同行し林道の測量を補助。運転が上手くて憧れる。測量は言われたことをやる。楽しい。「スズメバチの巣があると聞いた」と言っていたが結局見つからなかった。車の中では森林組合についてや、彼が今後やりたいことなどについてたくさん話した。帰りに伐倒・搬出現場に寄る。何十年も抜刀をしてきた人に会う。小柄だが、ヤッケの下に覗くチェックのシャツに見とれた。組合に帰って終わり。今日は久々に走った。


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