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Wikipediaで存分に笑う

皆さんはWikipediaを使うだろうか。

今や「○○について」と検索すれば「○○ -Wikipedia-」という検索結果が出るのが当たり前の状態。

暇つぶしにするもよし、論文の参考にするもよし、レスポンチに使うもよし、Wikipediaは万能ツールといえよう。

しかし、そんな敬愛すべきWikipediaにも向いてないジャンルがある。

「コメディ」である。

あくまで「向いてない」のであって、コメディ要素がないわけではない。

例えば「珍項目」や「ダーウィン賞」は記事の出来事がコメディなので、笑う要素のある記事といえる。

しかし、要素があるといっても、クスリとしたりフフッといった軽い笑いや呆れた感じといった、控えめな笑いしか提供してくれない(独自研究)。

では、Wikipediaの色々な記事を見てきた当方がオススメする記事をご紹介しよう。

それがこちら。

バカの一覧

もう記事名だけで笑いがこみ上げてくる。そして中を見てゲラな人なら既に声を出して笑うかもしれない。

しかし、ここはあくまで一覧ページ。この中で珠玉とも言えるコメディ記事はなんなのか?

それがこちら(2回目)。

エルフェゴ・バカ

この人物は、アメリカの西部開拓時代を生きた政治家である。

何がすごいかって、これを見ていただきたい。

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注目すべきは右隅のスクロールバー。

これは「バカ」で検索してヒットした箇所なのだがそれが異常に多い。

内容もそこそこ充実している(同時代で特に知名度の高いビリー・ザ・キッド並)。

なぜかファミリーネーム(バカ)による書き始めが多い(「本人」「彼」等は少なめ)。

ただし内容はいつものようにド真面目。それが却ってシュールな笑いを引き起こしている。

人の名前で笑うとは何事か!と思われる方もいるかもしれない。

しかし、人名をやたらネタにするのはお国柄であることを忘れないでいただきたい。

とりあえず一部を引用してみるが、

信じられないことに、一発の弾丸もバカに当たらなかった。家の床の高さは地面よりわずかに低かったらしく、それでバカは被害を免れることができたと言われている。包囲戦の間、バカは発砲して4名の攻撃者を殺し、他に8名を負傷させた。36時間後、カウボーイたちが弾薬を使い果たした時に戦いは終わった。彼らが去った後、バカは無傷で家から歩いた。

こんなにバカを強調されては呼吸困難に陥りそうである。

「こんなんで笑えるの?」と思う方ももちろんいるだろう。

しかし、笑いのツボとは人の数だけ存在するのだし、現に私は初見時に、椅子に座っていられないくらい笑い転げた。

人生とは笑えないより、笑えたほうがいいのだ。

笑えなかったらツボにはまらなかったので、次のネタ探しをすればいいだけのことだ。

私のこの初記事が、皆さんの笑いを引き起こせたのなら何よりである。

そして、アメリカの歴史を築いた、エルフェゴ・バカ氏に多大なる敬意を払う。

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