カメラマンと写真家
連続投稿33日目
昔から写真を撮るのが好きだった。
子供の頃は父が写真好きで、よく私を連れ出しては
パシャパシャと写真を撮っていた。
写真家の浅井慎平氏と交流があったようで、
浅井氏からの父宛の年賀状を見たことがある。そういえば父の葬儀にも参列していただいたようだった(うろ覚え)。父は彼の影響で写真が好きだったのか、なんだかは全くわからないが、とにかく父は写真が好きだった。
私自身は撮られることは好きではなかったが、パシャパシャ撮るのは好きだった。学生の頃、東洋現像所(現IMAGICA)でアルバイトをしたことも大きかったのかもしれない。バイト先には商業写真を撮る人たちが出入りをしていて、学生だった私は写真を撮ることを仕事としている人がとてもかっこよく見えた。しかし、自分は写真を職業にしようなんて思ったこともなかった。ただ写真を撮ることが楽しかった。思えばなんで写真の方へ進むことを考えなかったんだろう。自分でもよくわからない。
その後初めて一眼レフを買った。ミノルタのαシリーズだ。αシリーズはソニーだけど、「α」は元々はコニカミノルタ(コニカとミノルタが合併)のブランド。それがカメラ事業から撤退することになり、ソニーが「α」を継承した。ちなみにコニカは「小西六」っていう会社名だった。私が自分でカメラを買おうとバイト代をせっせと貯めていた時代の話。
そのころ買った一眼レフは重くて大きかった。でもすごくすごく嬉しかった。
今は数年前に買ったオリンパスのE-M10Ⅱが私の愛機だ。
「MARKⅡっていうとガンダムみたいだね」と言っても結構誰にも伝わらなくて悲しい。
そんなことは置いといて、このカメラは小型なので持ち歩きも邪魔しない。
ちょっと出かけるときは一緒に出掛けてパシャパシャとやっている。
で、今日もいつものようにパシャパシャと撮っていたんだけど、
ふと気になって、さらにツボに入ってしまった言葉がある。
カメラマン。
写真家のことは日本ではカメラマンっていうけど、
海外では映像を撮る人をカメラマンっていうらしい。
以前の会社(外資)の同僚マシューに聞くと
「Ah! フォトグラファー(photographer)ね!」と言った。
さすが発音がいい。
で、何がツボに入ったかというと、今日の私は「カメラマン」っていうと、本来の意味ではなく、
スパイダーマンとかバットマンとか、ウルトラマン、みたいに思えてしまったのだ。なぜか急に、私の中では「カメラマン」はアクションヒーローになってしまったのだ。そしてカメラマンではなくて写真家、の方がずっとかっこいいなって思ってしまった。写真撮っている間、ずーっと。
この日記は今までに中で一番本当にどうでもいい内容だ。
でもなぜか書いておきたいなと思った。
読み返してもしょうもないなって思うんだろうな。
今日撮った写真たち。この子達はノー現像
今度はちゃんと現像してみよう。
いただけるなら喜んでいただきます。