日記 2019.2.27.A.1.25

この広い北海道で、心を病む人と言うのはどれくらいいるのだろう。

僕は今日、躁鬱のうねりに負け、家族に対して軽いヒステリーを起こしていた気がする。
それも、病気なんだと思えば自分を優しく肯定できるが、周りの人間はそうはいかない。

「精神科の病気なんて、きもちの問題でしょ」

ことある事にそう言われてきた。嘘じゃない。
そう言われることが虚構だと世間様では言われるけれど、実際にそうなのだから、仕方が無い。

さあ、薬を飲んで眠ろう。そう思っても、僕は健常者のように眠れない。こんな時だけドラえもんの、のび太になりたいと思うものだ。

今夜も眠れない夜を過ごしている。
明日は6時に家を出ていかなければならない用事があるのに。
それでも眠れない。

こうして文字にしているとどうにもやりきれない。やるせない、せつない、なんとも表し難い、そんな気持ちになる。

今にも涙が頬をつたりそうだ。

いつかわたしが死んだ日にだれかがこの日記を読むだろう。

家族か、警察か、病院の人か、今の精神科の主治医か、今通院しているクリニックの職員の方々か、だれかが読むだろう。

そして今あなたが読んでいる。

読んでいるあなたがどう思うかはあなた次第だが、人は死にたいと思う時がある事を、ゆめゆめ忘れてはいけない。

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