第2文型(ハイレベル)

こんばんわ。northern_brightです。

今回は第2文型の後にくる言葉を吟味することで、すこしハイレベルなお話をします。

初心者〜中級者の方々はこのあと書く第3文型の記事に進んじゃってもいいと思います。

ちょっとレベル高いところを目指したい方は以下の例文の違いにもトライしてみましょう。第2文型の後にくる語句に注意して以下の例文を比較・対象してください。

1○ He became a doctor.

2○ He became tired. (この英文は本当はHe got tired.の方が自然かも。)

3× He became to be a doctor. / He became to be tired.

4× He became like a doctor. / He became like tired.

では以下の例文はどうでしょうか?

1○ He seems a doctor

2○  He seems tired.

3○ He seems to be a doctor. / He seems to be tired

4○ He seems like a doctor.

4× He seems like tired.

あるいは以下の例文はどうでしょうか?

1× He got a doctor.

2○ He got tired.

3× He got to be a doctor. / He got to be tired.

4× He got like a doctor. / He got like tired.

例文の1〜4の構造について先に説明します。

1 第2文型を取れる自動詞 + 名詞

2 第2文型を取れる自動詞 + 形容詞

3 第2文型を取れる自動詞 + to be 名詞 / 形容詞

4 第2文型を取れる自動詞 + like 名詞 (形容詞)

今回likeは前置詞として使っていますので、like tiredというようにlikeの後に形容詞のみを置くことはできません。(以下前置詞のlike + 形容詞の例文は全てカットします。)

しかし例文を見てもおわかりの通り、第2文型を取れる自動詞の後に

1 ・ 直接名詞を取れる

2 ・ 直接形容詞を取れる

3 ・ to beを取れる(その後は原則的に名詞でも形容詞でもOK)

4 ・ like + 名詞を取れる

場合と、そうでない場合があります。

同じ状態の変化を表すbecomeとgetでもbecomeは後に直接名詞を補語を取れますし、getは直接名詞を取れません。

次回書きますが、seemとappearはほとんど同じ意味です。しかし

○ He seems like a good doctor.

はOKですし、

× He appears like a good doctor.

はNGです。こういった違いは・・・

すみません。わかりません。

だって辞書にも文法書にも載っていないし、エラい先生の授業の動画を見ても、この点については説明していないし。

しがない個別指導講師がわかる訳がありません。ごめんなさい。

ただ感覚として、主観(話者の印象)が入る動詞はlikeを使いがちかなぁ。特に感覚を表す第2文型を取れる自動詞はほとんどが動詞+likeを取れます。

でもfeel like 名詞は第2文型として「主語(S)は補語(C)のように感じる」という意味にはなりません。どうなっていることやら・・・。

(ちなみにfeel like -ingは大学入試で頻出中の頻出なので、初心者の方々も必ず覚えてください。)

という訳でレベルの高いところでは結論はでませんでした。こういう場合にはもう「覚えてください」としか言いようがないです。ごめんなさい。次の記事に第2文型を取れる自動詞 + 〜 のまとめを書くので参考にしてください。

もしここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございます。

心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

では、また次回よろしくお願い致します! バイピチ!


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