感染者に直接聞いた!新型コロナウイルスとワクチンの本当の恐ろしさ〜キタキタの遊び研究所20年代の教養講座レポ〜
昨日の夜、実際に新型コロナウイルスに感染した人からお話を聞くことができた。
facebookやtwitterなどでの検閲が厳しいこともあり、ワクチンやコロナの話はあまり話題にならない。
しかし、今日の話を聞いてその態度こそが今のコロナ禍を産んでしまっているのではないかと考えた。
伊丹万作が『戦争責任者の問題』で語っていたように、自分たちにとって重要な問題について目を背けること、今回の場合は新型コロナウイルスそのものについての批評的な眼差しをもって考えることを避けた結果、このパンデミックが長引かせる結果になったのかもしれない。
そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。 ー 伊丹万作「戦争責任者の問題」より
伊丹万作の文章、文体が古くて読みづらいかもしれないけどぜひ読んで欲しい。
僕は人よりもコロナに詳しい自信はあるけれども、今日はちょっと未来の話をしようと思う。それは今回の登壇者の方も心配していた問題だ。
それは「ワクチンを打った人」と「そうでない人」の分断。
アメリカでは3割程度の人がワクチンを打ったことでコロナに対するあらゆる制限が解かれたと聞いていたので、日本でもそれくらい打ったら集団免疫獲得!ってことになるかと思いきや、先日の尾身会長の会見から「国民の7割に打ってもらわないといけない」とのことだったので、そこに達するまではしばらく「国民はどんどんワクチンを打つべし!」みたいな論調で進められるだろう。
日本は他国に比べて比較的感染拡大が抑えられているのにもかかわらず....。
7割となるとかなり膨大な数になるので、ワクチン推進派の人たちはワクチン反対派の人たちへの「説得」を始めるだろう。
ワクチンを打ちたくない人にはそれなりの理由がある。
ワクチンの役割はコロナによる重症化を防ぐってことだけど、その代わりにいろいろな副反応が出たり、ワクチンそのもので死んでしまうリスクがある。
引用:イベント登壇者の資料より
そもそも僕らのような若い世代の人たちにとって重症化はほぼ無縁。(資料の感じが間違っていることは気にするな)
特に20代の人たちは感染者数がダントツ大いにもかかわらずだ。
また、巷でワクチンの死者とか副反応とかを気にしまくっている人をバカにするツイートがバズってるけど
実はコロナでも同様で交通事故で死んだ人がコロナで死亡ってことになってたりする。
しかしながら、ワクチンはしっかり副反応が出る。(高熱とか倦怠感とか腕の痛みとかそういうのは除いて)
さらに、ワクチンを打った人もしっかり感染するし、感染拡大のファクターにもなるのでワクチンを打ちたくない理由の方が圧倒的に多そうだってのが解釈。(ちなみに、今回の登壇者の方はワクチン接種者との飲んだ5日後に発症している)
これらの理由から、ワクチン反対派の人たちはワクチン接種者との接触を避ける。
ワクチン賛成派の人はワクチンを打たない人のせいで感染が広がっている!!それでまた緊急事態宣言が出てくる!!!とか言うだろう。
分断の対策は問題についてきちんと知ること。
コロナウイルスは確かに存在する。
でも、コロナの危険性をなんでもかんでも鵜呑みにするのはよくない。
そうなれば、コロナウイルスにかかるとどうなるのかを知り、どういう対応をすれば重症化を防げるのかを知っておく必要がある。
感染者の人は麻黄湯を飲んだことで次の日にはかなり落ち着いたと言っていたので、麻黄湯はたぶん効きそう。
ただ、病院に行ったところ、特に薬も出されずに自宅謹慎を言い渡され、さらにその期間外に出たら犯罪者扱いになるので、病院に行く前に薬やポカリなどを買いそろえておくことをお勧めしていた。
今、コロナに対してみんなが敏感になっている理由って、コロナのことを「一度かかれば死ぬかもしれないし、回復した後も後遺症で苦しむ恐ろしいウイルス」と思っている人が多いので、そのあたりの認識を変える必要があるのかもしれないなと。
後遺症に関しても、10日〜14日の間ずっと寝っぱなしになっていたことによるものも多いとのことなので、しっかりリハビリすればだいたい回復するのではないかとも語っていた。
まとめ
コロナウイルスはたしかに厄介な病気かもしれない。
しかし、盲目的に重症化した人のレビューを読み耽ってコロナへの恐れを増幅させるものでもない。
あくまで中症患者は全ての感染者の中の2割で、重症化した人についてはもっと少ない。
そうであっても実際の感染者の人たちのレビューは貴重なので読んでおいた方がいいかもと思うけれども、ある程度痛い目をみた人でないと白熱したレビューは書けないんじゃないかなとも思う。
そういう意味で、コロナに実際にかかった人はどんな情報であっても貴重なものなので、身近な人に感染者がいたらその人からいろいろ聞いてみることをお勧めする。
そして、ワクチン反対派の人に対する差別や偏見の拡大が少しでも減ることを祈りたい。
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