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移動式実家GroundMole(IN MY ROOM)、始めます。

夫はある種カンストした愛を世界に届けるべく、妻は帝国をつくる

夫婦終了エントリー「妻、自由化いたします。ただし、自由なのは本人の意思ね。」より

「ある種カンストした愛を世界に届ける」

この4年間、たくさんの愛をもらったし、自分でも愛を届けられるようになった。

今年の誕生日を迎えてから「生活」がずっとキーワードにあった。

日常の中に確かに存在している幸せを知るってことだったり、今自分の手元で最大限に溢れている資源である「愛されることの幸せ」ってのを必要な人たちに届けたいって気持ち。

それらが組み合わさったことで「愛のある日常」がテーマになった。

それをやっていく場として「IN MY ROOM」という場を開く。

場を開くことで環境を変えていく。まあ、今までやっていたことだしね。

そういえば、居場所作りをスタートさせて今年で5周年になる。

そして、妄想を邪魔する「無理」の雲は新しい街表示を見るたびに消えていきました。

だからこそ、「妄想の存在が認められる場」「妄想を邪魔する雲を晴らす場」「妄想を実行できる場」こそが必要です。

そして、多くの人がそこを通ることによって、フグを食べたご先祖様のように妄想のために死ねるような人のネットワークを作り出す!そんな妄想を胸に、そのネットワークの発信源として福岡に秘密基地を作ることにいたしました。

プロジェクト本文より

理想の実家、結構いいと思うんだよね。

自分なりの「愛する」とそれを妻以外にやってみた旅

9/5の夫婦終了通告から始まり、夫婦終了を受け入れた9/21で終わった「本当の愛とは何か?」を見つける旅。

まず、「新しい好きな人と出会う」をテーマに、普段行かない場所ややらないことをやってみた。新しい選択をすることで開ける扉があると思ったから。(ちなみに、その中で元妻の「好きな人」の一人と初対面を果たした。)

そして、一番力を入れたのは「本気で別の人を愛してみる」ということ。

その中で「愛する」を実現する行為について、「元妻だけにしていたことを全員にする」を基準とした。

特に

「今その人といる時間を一番大切に過ごす」
「溢れてきた『大好き』をしっかりと届ける」
「できる限り一緒に退屈(あるいは日常)を過ごす」

を念頭にいろいろな女性(たまに男性)と時間を過ごしてきた。
とにかく最初から出会った人のことを全力で愛することにした。

だけど、全員全く違う過ごし方になったのが面白かった。

公園でひたすら散歩をしてお話ししたり
料理を作っておもてなしをしたり
ゲームを一緒にやったり
ストレッチを教えてもらったり
ビルの非常階段にたたずむオジさんを観察したり
パートナーの惚気をひたすら聞いたり
ただ優しく抱きしめて涙を受け止めたり

どこか日常だけど、やっぱり非日常。
ありふれているけど特別な時間。

愛に溢れているときは自然と体と空間の境界がなくなって、丹田から喜びが溢れてくる。

そういう状態で人を愛せている、愛を伝えられているときがとっても幸せで、そういう時間がこの旅の中で何度もあった。

幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。

エーリッヒ・フロム「愛するということ」

どんな状態になったとしても「愛する喜び」に素直になって、愛することができたならば、幸せな時間を過ごすことができる。

この旅を通して、そういう自信を身につけることができた。

たしかに愛が届いたなって実感があって、そこに一生忘れられないくらいの幸福な時間にたどり着くことが何度もできたから。

そのおかげで、帰ってきたときに前よりも状況が悪くなったとしても「絶対に大丈夫だし、何も変わってないはずだ」って思うことができたのかも。
※このあたりに関しては↓の記事の「運命の9/21」とその前後を参照いただきたい。

「はじめまして」な人であっても愛することができるか?という実験

旅を終えた翌日、妻は推しの男性と2泊3日の旅行に出かけた。

旅の疲れからか、初日はぐったりしていた。
(前日に知らない人と打撃なしの組手をしていたり、極端な寝不足続きだったせいもある)

だけど、狼煙はあげておきたいと思い全てを伏せた状態で「IN MY ROOM」を三連休避難所として開設することにした。

IN MY ROOMの中で何をするのかは何も決まっていなかった。

ただ、なんとなく露店のような形でフラッとお店を出してみたいってのはあった。

車の中に、リュックの中に日常を詰め込んで、初めましての人と出会ってみたい。そして、思いっきり愛してみたい。

そんな実験の場としてIN MY ROOMをやってみたいなと思った。

で、行き着いたのは「実家」


場のイメージがなかなかできなかったが、あの日の翌日に実家に帰ったことでふと浮かんできた。そうだ、「理想の実家」をつくろう。

僕の考える「理想の実家」ってなんだろう?


・「よく来たね〜」と出迎えてくれる
・美味しいモノが謎に出てくる
・どうしようもない話を聞いてもらえる
・無限にダラダラできる
・仕事も遊びもアクティブな活動を一旦ストップできる
・出るときにはささっと出れる
・ジャッジしないしジャッジされない

そんな場所を実家として定義して、そういう場をいろんなところに出現させていく。

イマジナリーな実家はまさに「愛のある日常

気軽に帰れる場所をつくる。

まず10/8に東京で、10/15には関西でやってみようと思う。

東京のどこでやるかはまだ未定。

関西の方は、近所に大正通りポケットアオゾラという1日500円で駐車場店舗スペースでお店を始められる場所があるので、そちらを使って店舗を出してみようかと思う。

初回は10/15の土曜日4時から夜9時まで。

いい感じの椅子とモバイル電源を用意しておきます。

座っていたら適当にいろいろ出てきます。一緒にだらだらしましょう。

ただ一緒にだらだら過ごしていきましょう。



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