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Day3:初講義。脅迫された未来からの開放と未来を考えること〜令和市民大学学長だより〜

1/15 10:30

※この令和市民大学学長だよりでは令和市民大学の活動をするに辺り、進んでいったことを記録していってます。

できごと

・令和市について言い出しっぺのサカキさん(@hisui_0)さんが令和市立ち上げに際し何を思ったのかを書いてくれました。

・まだ誰も何もわかっていない「バーチャル自治体・令和市」についてみんなで考える会が発足しました。1/25の13時〜15時で開催します。

・明日(1/16)18時からは現役小中高にきく「コロナ禍と学校の今」についてです。よろしくお願いします。

・令和市は7月24日で滅亡します。そのときにお祭りをやることを決定しました。詳しい日程は決まり次第また連絡します。

・1/14に令和市民大学第一回講座「これからを考えている人」を開催しました。今回の学長だよりはこれを開催して思ったことについてツラツラ書いていこうと思います。

手を借りたいところ

・campfireからの連絡がこない。

・未来スポーツ研究サークルやりたい

1/14の令和市民大学第一回講座について

今回はzoomとJamboardを使ってやりました。

タブレットとかスマホとかでJamboardインストール必要な人に関してはチャットでいろいろ書いてもらった。

今回のイベント構成としては

18:05スタート→オープニング(会の説明)(5分)→Jamboardに「これまで」と「これから」を10分で記入してもらう→ブレイクアウトルームで二人ずつに分けて話す10分×2→全体共有→感想戦という名のダラダラ語り会(1時間)

最初の1時間はガッツリワークショップ風味でやって、後半1時間はフリートーク形式にした。

結果、最初の1時間が本当に一瞬で過ぎた。普通に面白かったけど、びっくりするほど早かった。普段のオンラインイベント、飽きてだいたい5分くらいで帰っちゃうのに!!!

良かった点

・充実感ハンパない!というか密!

・奇跡的に途中退出する人のリカバリーができた。完璧に。

・小学生たちの意見とかも聞けた

・何よりの財産はみんなが書いてくれたJamboard。

・生の感情がこもった「これまで」についてたくさん集めることができた。

・イベント進行、めちゃめちゃスムーズにできた。

改善点

・ブレイクアウトルームの時間、もう少し長くて良かったかも。15分くらいにしても良かったかも。ただ、あんまり長くしても全く喋れない人へのカバーみたいなのちょっとやりにくいよね。だから、いろいろ見極めが重要。

・感想をJamboardに書いてもらうのを完全に忘れてた。今回唯一の大失敗。

・深堀りしたいよね。ファシリテーターをそれぞれ配置したいよね。まあ、今回1人でやるって形式だったらベストな結果を尽せたのかなって思う。

んで、感想

「これまで」は結構出てきてたけど、「これから」はあんまり出てこなかった感じがした。

そもそも、俺はみんながみんな当たり前のように未来のことを考えて行動しているもんだと思ってたけど、それは間違いだったのかもしれない。

ただ、「そんなので将来どうするんだよ」と言われることは多いので、そういう人たちはそもそも何をもって将来を考えていたのかをアフタートークで分析。

実は普段「将来」と聞かれたときに明るいイメージを持つ人ってそんなにいないんじゃないかって気づいた。

基本的に人が明確に想像して、それに向けて行動する未来には3つあって

・学歴などの地位的なもの
・ローン
・老後

だろう。どれもこれも必ず先に訪れる不幸を回避するためのもので、ほとんどの人は未来に脅迫されていると言っても過言ではない。
「そんなことない!未来はもっと楽しいぞ!」という人とは良いお友達になれそう。あとでDMくれ。

小学校〜高校生くらいまでは「いい大学に行かないと人生終わるぞ!」と脅され、社会人になれば「家や車のローンを払わないといけないから」とか「老後のための貯金を今しっかりためておかなくちゃ」とせっせと働くことを強要される。特に子供が生まれたら、やれ保育園だの、やれ高校の学費など、やれ大学の学費などといろいろ金がかかる。

「将来のことちゃんと考えてる?」って言われるときにはだいたいこの文脈で、「宇宙旅行があたりまえの世界になる」とか「ブロックチェーンが発達しまくっていろいろな仕事が自分に回りやすくなる」とか決してワクワクした未来を語ることはない

だけど、今の状況をみると、いい大学に行っても全部オンライン講義だからあまり高い金を払う意味がないし、会社員の人は思考停止で適当に働いてローンを払い続けるのが難しいし、会社が潰れるかもみたいなことを考えちゃうだろうし、老人はコロナで満足に遊べないだろう。

つまるところ、コロナはそういう脅迫された未来に別の脅迫を加えることで全部全部ぶっ壊してくれたのだろう。

そもそも、今までは未来のことを考える上で「レール」的に考えるのが当たり前だった。だけど、今回のコロナでレールがいっぱい外されてしまった。

そうなると、未来をじっくり考える必要がある。

いろいろな世界で生きているみなさんの話を聞いて、私たちはまだスタートラインにたったに過ぎないだろうと思った。

P.S

「これまで」の話の中で「不登校はいけない」っていうのがあった。逆を返すと、今むしろ不登校が推奨されているよなって。面白い。

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次回の講義

1/16 学校の今

1/21 地方移住の今

1/25 令和市とは何か?バーチャル自治体とは何か?をみんなで考える




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