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人生の航海日誌『ライフログ』がいいかんじ!

今年の春、生活が大きく変化したことで手帳スランプに陥っていた私。ある本を読んで道が開け、また手帳を楽しむことができています。
その本とは…

奥野宣之さんの『人生は1冊のノートにまとめなさい ー 体験を自分化する「100円ノート」ライフログ』です。様々あるノート術の本の中でも、有名なものだと思います。

この本で紹介されていた奥野さん式ライフログ、これまでの手帳で既にやっていたこともありつつ、目からウロコな発見もたくさん!
そして、この本を参考にしてライフログを始め約4ヶ月が経ちました。
スケジュール帳とも日記帳とも違って、なんともいいかんじに続けられています。

今回の記事では、ライフログの紹介、スケジュール帳や日記との違いをまとめていこうと思います。


まず、ライフログとは?

本では、自分の人生の“航海日誌”という言葉で紹介されていました。
荒波の日、穏やかな日、
港に寄った日、他の船とすれ違った日、、、
航海する中での出来事を客観的に記すのです。

つまり、日々の出来事をありのままに書き残す。

「客観的に」「ありのままに」というのが大切なポイントだと思っています。

私の場合、書く内容は

●行った場所
●買ったもの
●自分や子どもの体調
●読んだ本、観たドラマ
●印象的だった出来事
●気になったもの

こんなかんじ。普通っちゃ普通です。
何も特別なことは書いていません。

スケジュール帳との違いは、
“未来”か“今”か

その日の予定を書くスケジュール帳、タスク管理としてのtodoリスト。手帳の使い方として一番メジャーなものだと思います。
予定やtodoは、これから起こること、やること。
つまり未来のことです。なので、実際に起こるかどうかはわかりません。
張り切って並べたtodoも「今日は頭が痛くてひとつもできなかった…」なんてこともあります。黒く塗りつぶせなかった、白いままのチェックボックスが並ぶと、「あれ、私今日何もできなかった…」と少し落ち込みます。
一方、ライフログでは未来ではなく今(もしくは、ちょっと前の過去)のことを記録していきます。
ノートに並ぶのは今日の行動や出来事。やらなかったことではなく、やったことだけが残っていきます。
何もしなかった、何もできなかった、そんな日はないのだと感じられます。

日記帳との違いは、
含まれる“感情”のレベル

日記といえば、夜にその日を振り返り出来事や自分の気持ちを書くもの、というのが一般的なイメージ。
すごく素敵なことですよね! 

私が気付いたライフログと日記の一番の違い。
それは、記録のメインとなる事柄がライフログでは客観的な事実、日記では主観的な感情になるということです。もちろんライフログに感情も残してもいいし、日記に事実だけを残すのも良いのですが。

日記を書くことにはたくさんのメリットがありますが、自分の感情を文字にするって、時に難しく感じることがあります。
目に見えない、カタチのないものを文字に変換する作業は、エネルギーを必要とします。疲れているとき、時間がないときには、自分自身とじっくり向き合うような日記ってちょっとハードルが高いです。

そういう意味で、事実を淡々と記すライフログは気楽に取り組めるのだと思います。
もちろん、その日の気分や感想をコメントとして残すこともありますが、ごく簡単に書くことがほとんどです。生々しい感情というより、大ざっぱな気持ち程度に。
事実だけしか書かれていなくても、そのときの「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「悔しい」といった感情は思い出せるものだと感じています。

1番の楽しさは“貼る”ことにある!

本で紹介されていたライフログの特徴のひとつが、日々の記録として紙モノをペタペタと貼っていくことです。

例えば、私が普段貼っているのは

●レシート(店名のロゴ部分だけが多いです)
●購入した商品のタグ、値札シール
●ショップカード
●出先でもらったチラシの切り抜き
●もらったお菓子のパッケージ

など。

私にとって、この紙モノを貼るという行為がとにかく楽しい!
もともとデザインのあるモノや、切ったり貼ったりが大好きなので。(子どもの頃から、好きな教科を聞かれれば迷わず「図工!」「美術!」と答えてきました。)
私がこのライフログを続けられているのも、この“貼る”があるからだと思います。
週末ゆっくり手帳を開く時間がないときなど、塗り絵や工作をする子どもの隣で、私もハサミとノリを使って手帳にペタペタ…。
文字は全く書かず、レシートやタグを貼るだけ!というページも多々あります。


私なりに解釈し実践しているライフログはこんなかんじです。
気負わず、自由に始められるのでオススメです。

最後に、本の中で印象的だった部分を。

「人は過去の自分に励まされることで踏ん張れる。いい人生を送るために「いい過去」は必要なもの。」

未来の自分のため、今日も私は気ままにログを残します。

最後までお読みいただき、ありがとうございます:)

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