「ほん怖」今年も継続で考える高校生の進路
この記事を読んで高校生のキミが得られるかもしれない利益:「自由」の意味を考えること。卒業したあとの進路についての選択。アメリカに行くべきかもしれないというワイルドな考え。将来役者になるのもいいかもという、人生の選択肢。
ほん怖と女子プロレスに見る、エンタテイメントの強さ
高校生の皆さん、こんばんは。って、今よる9時半だからなんだけれど、いま、ほん怖やってるね。
コロナでロケできないから、今年はやらないと思ったけれど、やるんだね。
心霊番組なんだから、せめて9月中にやれよと言いたくもあるけれど、ほん怖ファンは根強いんだろうなあ。
昨日は、珍しくプロレスをテーマに記事を書いたよ。
でも、このnoteではまったく反響がない。スキがたった一つだけだ。
しかし、びっくりしたのは記事を上げたツイッターなんだ、いま見たらインプレッションが3185、リアクションが245になっている。どんどん数字が上がっていってびっくり仰天している。
昨日僕が言いたかったことは、これからの成長分野はなんだろう、というキミ達への問いかけなんだ。僕は、その答えをエンタテイメントとした。キミはどう思う?
ほん怖がロケが難しいはずなのに、毎年高い視聴率を上げている(はず)のも、僕のつたない記事が女子プロレスを取り上げただけで、驚異の(笑)ビューを記録しているのも、ほら、やっぱりエンタテイメントって強いだろう?という一つの証拠にはなるよね。
しかし、noteでの反響のなさも対比として衝撃的ではある。
まあもともと、僕の記事なんて、スキがつくのが少ないから、普通といえば普通なんだが。これはやはり、ツイッターという媒体と、noteという媒体の性格の違いなんだろう。
ツイッターはユーザー数がやはり桁違いで、プロレスファンの数もぜんぜん違うということだ。
これからの成長分野はこれだ
さて、成長分野のはなしだけれど、安倍元首相が、例のアベノミクスで提唱したのは、AIだ。
それは普通の考え方だよね。
あとはDX(デジタル・トランスフォーメーション)がいわれているIT業界、産業界が欠乏して困っている半導体業界、アマゾンの独走を許しているEC(電子商取引)業界、サプライチェーンが壊滅状態の物流・倉庫関係業界、山中先生の研究成果が待たれる医療業界、コロナで生まれたフードデリバリー業界、日本産が競争力を持つ農業業界、テスラに先行された宇宙開発業界、そんな分野だろうね。
80年代、アメリカが復活した理由
僕が留学した1980年代の末期は、まだかろうじて日本の時代だったんだ。
しかし、それからは完全にアメリカが復活した。
なぜか。
ビル・ゲイツがITで世界をリードしたからだ。
彼の作ったマイクロソフト社は、ウインドウズを始めとするIT技術で一躍、世界を席巻し、アメリカ経済を復興させたんだ。
これは国策というよりも、アメリカがアントルプルヌアーシップ(entrepreneurship 企業家精神)を重んじる、またそれを推進する文化を持っていたことが原因だと思う。
その背後にあるのは「自由」だと僕は確信している。
今日キミ達に言いたいことは、「自由」の重要性なんだよ。
エンタテイメントが成長産業の白眉だといったさ、そして、ITをはじめ、いくつかの業界が成長分野だと言ったさ。
アメリカが超大国であり続ける秘密は「自由」
でも、どんな分野のどんな成長でも、「自由」がないと発展しないと思う。
ノーベル賞取った真鍋さんの発言を取り上げたけれど、彼は要するに「日本には自由がないから、アメリカがいい」って言ってるんだよ。
彼いわく、「日本では皆がお互い気を使い合っています」「日本に戻りたくない理由の一つは、周囲に同調して生きる能力がないからです」。
自由がないとは言ってない。
でも、要するに日本の社会は協調を強いる社会、なわけだ。
常に発言、行動は周囲を見て、空気を読むことが絶対なんだよ。
自由に何か言ったら、人と違うことをしたら、指をさされ、笑われ、からかわれ、あげくの果ていじめられ、下手をすると殺される。
これはいいすぎじゃないだろ、キミの周囲でも普通にある話だ。
僕の子供の頃から、日本のこの文化って50年まったく変わってない。いや、むしろこのIT時代、SNS時代にひどくなっている。
もちろん、アメリカだって、どこの社会だって、個人の自由が社会に害を与えるようでは困るだろう。
しかし、日本はいい意味の自己主張をする気風が育たない社会なんだよ。ひとと違うことはマイナスなんだ。
アメリカへ行けよ
僕がキミ達にアメリカに行け、というのはそこなんだ。
自分をもっと開放していいんだ、人と違っていいんだ。
でも、それは日本にいてはわからない。僕が「キミたちは自由じゃない」といってもピンとこない。
これからキミたちは、役者をやってもいいんじゃないか。
エンタテイメントは絶対の成長分野だから。
インディペンデントのストリーミング配信番組でキミの個性を生かして、スターになるんだ。
もちろん大変な競争を覚悟しなきゃならないけれど。
でも、エンタテイメント業界に限らない、どんな分野でも、「自由」がないと成功できない。
特にこれからの時代は。なぜなら、クリエイティブが勝負だから。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
じゃあ、また明日。
野呂 一郎
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