見出し画像

スティーブ・ジョブズに学ぶ、「意識を高めて運をよくする」。

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:スティーブ・ジョブズの名言「点と点をつなげろ」を読み解く。あなたが何も感じなかったあの出来事は、あなたの意識が変われば金の延べ棒に変わり、あなたを大金持ちにも、偉人にもするかもしれない。

「点と点をつなげる」の意味

スティーブ・ジョブズが出身校スタンフォード大学の卒業式で、こんなことを言っていましたよね。点と点をつなげろ、そうすれば成功する、と。

点とは出来事のことです。

スティーブ・ジョブズの人生における点の一つが、カリグラフィ(日本の書道)に触れたことです。

https://qr1.jp/YNppuI

それがアップルでのパソコンにおける、フォントやデザインに昇華していったのです。

ほんのささいな、取るに足りない何か。

それは経験でも、出会いでも、気づきでもいいのですが、それが人生を変える大きな出来事になりうるのです。

意識こそがあなたを変える

これはある意味ありふれたことですが、スティーブ・ジョブズがこの出会いを人生を変えるものにできた背景には、燃えるような問題意識がありました。

それは、何とかして、人間の生活を変えるようなモノを創り出したい、という思いです。トップ画の「宇宙に衝撃を与えることが私の仕事」っていうのは、そういうことです。

それが、カリグラフィとの出会いを創ったのです。

点と点を結ぶという命題でしたが、それは出来事と意識を結ぶのです。

僕はここで、いわゆる「思いが必要なものを引き寄せる」といった、引き寄せの理論的なことを言いたいわけではありません。

ほんとかな?https://qr1.jp/If7Jv1

ジョブズとカリグラフィの出会いは必然であったかもしれないし、偶然であったかもしれません。

引き寄せの法則は興味深く、僕はそれを否定するものではありませんが、僕が今日いいたいことは、「点を結び付けるには、意識が必要」という経営学的なことです。

意識とは、興味であり、関心のことです。

それがあると、点という何かあなたにおこったことは俄然、意味や価値を持ってきます。

ふだん考えていることが意識だ

例えば私のつたない例で恐縮ですが、2日前にnoteで書いた、バスの中で聞いた運転手と本社のやりとりです。

テーマパークが津波警報を受けて一時閉鎖し、それを乗客に伝えるようにという本社の指令でした。

何でもないそんなやりとりに、僕は「外国人観光客をないがしろにする日本」という、青草い論をむきになって展開したのでした。

これは常日頃、日本人の海外志向のなさ、外国や異文化に対しての興味のなさに、関心を持っていたからです。

それがある電話でのやりとりという”点”と結びつき、一つの論という価値になったのです。

あんな拙い論に意味はないですが、僕のなかでは一つの発見があり、今追及しているテーマに大きな示唆がありました。

その意味で、今回何気なく耳にした出来事は、ある種の価値を生んだのです。

それができたのは意識、つまり常日頃からの関心、興味があったから、ということができるでしょう。

関心を拡大せよ

僕は偏狭な人間なので、興味や関心が偏っていますが、それではいけないと思います。

高校生の皆さんは、もっと本を読んで、いろんな経験を積極的にすべきです。

つまり、意識を豊かに持つべきです。

そうすれば、あなたに起きた何気ない出来事が、とてつもない価値を持つものに化けます。

早いとこ海外に行った方がいいし、やりたいことは何でもやった方がいい、習い事は少しでも興味があればやったほうがいい。

逆に興味のないものでも、我慢してやることも必要です。

やりたいこと、学びたいことしかしないと、僕みたいに狭い人になり、豊かな意識がないだけ、点と意識がむすばらず、クリエイティブなことを生み出せません。

嫌いなことをやらされるのが大学の価値

大学生の皆さん、僕はいつも言うのですが、「大学はやりたくないことを無理やり学ぶところにその意義がある」んです。

得意なこと、興味のあることだけ学んでいたんじゃあ、人間の幅は広がりません。

仕方がなく法学部に入って大嫌いな憲法をやらされてる?

https://qr1.jp/XZPzEK

それはチャンスなんです、嫌いなことの中に実はあなたの適性にフィットすることがあり、それがあなたを世界の主人公にすることがあるんです。

これからは、ますます、あなただけのクリエイティブが価値をもつ時代になってきます。

目の前にやらなくちゃならない厄介ごとや、苦手な学問が出てきたのは、あなたの意識を広げるチャンスなんです。

チャレンジすることで、あなたは何かに気づくでしょう、ほら知らないうちにあなたは大きくなっていますよ。

僕には見えます。(ユリ・ゲラーか!)

https://qr1.jp/Uei8Uw

野呂 一郎
清和大学教授


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?