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対チャットGPTの戦術④子供の創造力を持て(高校生向け)

この記事を読んで高校生のキミが得られるかもしれない利益:AIが支配する今後の世の中で、チャットGPTに負けないスキルを鍛えるためのヒントその④子供の創造力に学ぶ。

子供に学べ

AIに対抗できるのは、無邪気な子どもたちです。

チャットGPTを試した人から、しばしば「優等生なことを言ったかと思うと、とんでもない馬鹿げたことも主張する」と戸惑いの声も聞こえます。

これはある種人間が真似できないことで、AIはネット上のあらゆる情報を際限なくとってくるので、こういう人格分離みたいな現象が起きるんです。

でもある意味、これはクリエイティブとも評価できるでしょう。

僕ら人間は、こうしたAIの意外性とも戦わなくてはなりません。

どうするか。

子供になることです。

女児とプリンの衝撃

子供の心理研究で名高いアリソン・ゴプニックさん(Alison Gopnik)さんには、「子供は、奇想天外なやりかたで、大人にとって思いもかけないビジネスチャンスを発見することがある」と話します。

アリソン・ゴプニックさん https://qr.quel.jp/pv.php?b=3zc6tPA

実は昨日、友人たちとある有名ハンバーグ・レストランチェーンに入ったんですよ、広い店内は家族連れで満席でした。

何気なく周りに目をやると、目を疑う光景が飛び込んできました。

少し奥のテーブルで、子供用の椅子に座った3歳位の女の子が、何かキョロキョロしています。

目の前にあるプリンを食べようとしているのですが、スプーンを探しているようです。

https://qr.quel.jp/pv.php?b=3ncYkYb

その時でした、女の子は、突然手でプリンを鷲掴みにして、口に放り込んだのです。

あっけにとられる周りの大人達を知り目に、女の子は喜色満面の笑みを浮かべています。

僕は「これこそが、AIができないクリエイティブだ」、と思ったんです。

天真爛漫な女児の笑顔は、常識に囚われた大人に対しての勝利宣言にも見えました。

子供を観察すればAIは要らない?

僕ら大人はともすれば、大人は正しい、子供は間違ってる、と考えがちです。

でも、子供の行動は、人間本来の本能や欲望というものを教えてくれます。

プリンはスプーンで食べるもの、というわけでもなかったのです。

箸やさじで食事するというのは、6-7世紀の中国のしきたりにならったもので、それ以前では手で食べていたとも言われています。

またスプーン製造というビジネスが生まれたので、プリンをスプーンで食べる文化が否応なく根づいた、ともいえましょう。

どうでしょうか、本来プリンに限らず食べ物は手で食べたほうが美味しいのに、いろんなめんどくさいおとなの事情が絡んで、スプーンを使うようになった、という仮説は。

百歩譲って「スプーンのほうが食べやすいだろ」を採択するにしても、女児の笑みは「こっちのほうが美味しいよ」という真実を我々に突きつけているのでは。

そう考えましょう(笑)

前述のアリソン・ゴプニックさんがいう「子供がビジネスチャンスをくれる」というのはまさにこれなんですから。

「手で食べるレストラン」ができましたね。

これで起業しましょう(笑)

子供はAIを超える先生だ

ゴプニックさんは「子供は単に大人の真似をしたり、データを消極的に吸収したり盲信はせず、答えを自分で探そうとします」、と説きます。

このことは、僕ら大人が反省すべき点ではないでしょうか。

教育なんて役に立ってないんです。

なぜならば、教育が教えることは大人の考えのマネをすることと、情報を消極的に吸収させることだけ、だからです。

そしてこどもは、革新的な理論自分だけの考えを創造し、自分の目の前の世界を説明する想像力あふれるストーリーを作る、というのです。

この天才少女画家の芸風を見ると、それがわかるような気がしますね。

(出典:Excite)

ゴプニックさんは、「あなたの創造力のポテンシャルを解き放て。どんな行動をすれば、あなたの創造力を発揮できるか、見つけろ」と我々に檄を飛ばします。

さて、どんな行動をすれば、我々のまだ発揮できてない創造力が発揮できるのでしょうか。

僕に一つ考えがあります。

明日、発表します、お楽しみに!(って、おおげさな)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

じゃあ、また明日お目にかかりましょう。

野呂 一郎
清和大学教授/新潟プロレスアドバイザー


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