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わかりやすいジャズ (8)
今回のとこまでがギリギリ、ジャズの範囲でしょう。
大昔になりますが、ディジー・ガレスピーという
一発で覚える風貌のトランぺッターがいました。
この曲、「マンテカ」(コカインの隠語)を作ったことで
ジャズの歴史に燦然と輝くものを残しています。
このコンガをたたいているのがチャノ・ポゾ。
このマンテカ、強烈な印象のベースラインなので、
20年後、キューバのJoe Cubaに使われて、"El pito"という
名曲に変わります。
"I'll never go back to Georgia, Never Go Back!"
という一発で覚えるフレーズに。
この辺は全くジャズ系資料にはでてきません。
キューバ系ですから。
50年代まではかなりの割合でキューバ系のパーカッションが
ジャズのレコードに入っています。
例えば、Lou Donaldson / Blues Walk
kenny burrell midnight blue
これに至ってはジャズではない。
ブルーノートに吹き込まれているのだけど、
超大物、アルセニオ・ロドリゲス(ギターとボーカル)
でもジャズファンの興味は引かなかったみたい・・・
この辺の粗削りな、
猥雑な感じが徐々に嫌われていったのかも、と思います。
え、私は大好きですが。
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