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これから過去になる今をどう生きるか

今回は僕が人生で一番大事にしている言葉の話です。

ひとは過去を捨てて生きていくことはできない。だから大事なんだ。これから過去になる今をどうき生きるかが。

週刊少年ジャンプで連載されていた“BLACK CAT”の主人公の言葉です。(原文ままではありません)

僕はこの言葉が好きで、ずっと大事にしています。もう15年以上、僕を支えている言葉です。


過去は変えられない

過去に起こったことに対して「捉え方」は変えれても「起こった事実」は変えられません。

初恋、いじめ、ついた嘘、選んだ進路、楽しかった日々・辛かった日々………

今こうしてこのnoteを読んでいる1分1秒も、その事実は変わらなくて、変えられない過去になっています。

だから大事だと思ってます。 3年後、5年後の自分から見た過去=いまをどう生きるかが。

未来の過去は変えられる

過去は変えられない話をしましたが、未来ももちろん変えられません。起こっていないことに変えるという概念は無いでしょう。

3年後あなたはどうなっていたいですか?

・結婚していたい
・独立していたい
・月収○○万円以上達成
・新しい事業を軌道にのせる

思いは色々ありますが、
本当にそうなっているかは別として、3年後の自分を想像し、そこに向かうと何が起こるか想定し行動すれば『今』を続ける日々より自分が納得することが起きると思ってます。

何よりも自分が納得した人生を送れると考えています。
僕の大事にしている言葉は、言い変えると

その人生で自伝は書けるか

ということかもしれません。
自伝を書くというと偉そうに聞こえるかもしれませんが、ようは成功も挫折も自分が納得している人生を送ることだと思います。
自伝を書くのに、過去の全てを肯定する必要はないと思ってます。後悔は後悔で、後悔したという事実に自分が自分の中で納得していればいい。

でも、まずはいま一度、自分の過去と向き合ってみるのは大事だと思います。

過去を自己昇華する

自分のことで言うと、小学生の時に虐めでついた耳の傷は20年以上消えてませんが、当時のことを笑って話すことはできます。
事実は事実で、「耳の傷どうしたの?」と聞かれたら話しますが、「小学生の時、壁に思いっきりぶつけられて切れたんですよ、ハハッ笑」で終わる話です。
相手がそれ以上深く聞いてこなかったら、わざわざこっちから深掘りする話ではありません。

これは自分の過去をどう自己昇華するかの話だと思ってます。

正直「聞かれたから答えたのに何で顔引き攣ってるの?」と思った時もあります。
でも自分が納得して、聞かれたら話そうと決めたので、話すようにしてます。

これから過去になる今をどう生きるか

タイトルの話に戻りますが、冒頭の主人公の言葉が全てだと思っています。
捉え方を変えるにせよ、過去の話をし続けるということは、けっきょくその過去に囚われていて、未来の自分を考えると、そこに時間を使い続けるのがもったいない。

であれば自分が過去と向き合い、事実を整理し、納得できる形にした方がいい。
合わせて自分がどうありたいかをしっかり見つめ直す。

自分が想定したとおりのことが起こり続けることはありませんが「何か違うな」と思った時は、その都度、3年後・5年後の自分を想像し、どんな結果になろうと納得できる人生の選択をしていきたいですね。


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