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(桜か・・・。おばあちゃんに見せてやりたかったな。どこかで見ているかな・・・。) 一枝を 柩に入れたき 春の夜 先にアップした『祖母への挽歌』で紹介した短歌 病室の 百を越えたる 我が祖母の 手鏡見つめ 髪くしけずる の他にもうひとつ、祖母の霊前に供えた俳句がありますので、そちらも紹介させてください。 祖母が亡くなった連絡を受けて私は妻とふたりで病院に駆けつけました。祖母はすでに霊安室に移されていました。その時は私たちふたりだけでした。お坊さん
以下の文章は、何の根拠もない、私の全くの想像である。フィクションとして読んでもらって差し支えない。 古池や 蛙飛び込む 水の音 松尾芭蕉の超有名な俳句である。この評価の定まった句に新たな私なりの新解釈を与えようという大胆にして無謀な試みである。 芭蕉がデヴューした当時の俳壇は、まだ俳句が俳諧と呼ばれ、芸術性、文学性に乏しい言わば言葉遊びを自慢し合うような場所だった。芭蕉はその傾向をよしとせず、俳諧に新風を吹き込んで、俳諧の芸術性を飛躍的に高めようとし