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★ ❤芥川

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芥川関係の記事を集めてみました。この写真の芥川はとても優しい目をしているから❤です。
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記事一覧

エッセイ 芥川と大正時代

 芥川が活躍したのは大正時代。大正デモクラシーと言われた時代だ。その大正時代の影響を芥川…

nority
3か月前
2

読書感想文 血液型で読み解く芥川の『羅生門』

 平安時代の荒廃した京都。京都は典型的なA型の町。その荒れた京都を象徴する崩れかけた羅生…

nority
3か月前
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読書感想文              杜子春よ

 杜子春よ、わしがお前をなぜ、仙人にさせなかったかわかるか。いやその前に、お前はなぜ仙人…

nority
3か月前
5

読書感想文              血液型で読み解く芥川の『トロッコ』    …

 良平はトロッコが好きな少年でした。レールの上を突っ走って行くのが。たぶんA型なのでしょ…

nority
3か月前
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詩   その後の『蜘蛛の糸』

カンダタを救うために大量の糸を出した蜘蛛は死んでしまいました。

nority
3か月前
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読書感想文 『蜘蛛の糸』が切れる時   

 カンダタは血の池地獄で絶望していた。そこへ、一条の希望の光が差し込んできた。極楽から1…

nority
3か月前
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読書感想文 芥川の『蜜柑』の母性愛

 芥川の短編『蜜柑』の登場人物は2人だけである。芥川本人と思しき「私」と小娘である。「私」はもうすでに立派な大人であり、著名な小説家である。片や小娘は、名もなき貧乏人の小娘であり、口減らしのためにどこかの奉公先にひとりで汽車に乗って出かけていこうとしている。3等切符で2等車に間違えて乗ったことにも気がつかない。しかし、である。「私」が神経質に新聞の夕刊を読み、社会情勢に憂鬱そうにしているのに対して、娘は泰然自若として、回りのことなど気にもかけない。ましてや切符が2等か3等かな

読書感想文              血液型で読み解く芥川の『蜜柑』

 芥川はA型です。芥川が活躍した時代、『蜜柑』の時代は、大正時代、第一次世界大戦が終わる…

nority
3か月前
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