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2018年11月の記事一覧

Slackはどうやって急成長を実現したのか? - 新たな市場を創り出す

日本でも多くのユーザーを持つSlackですが、彼等がなぜ急激な成長を実現できたのかを、Growth Hakersの記事を参照しながら見ていきたいと思います。 ポイントは以下の3点になります。 ・ユーザーの「ペイン」にフォーカスし、新たな市場を創り出す ・圧倒的に優れた部分にこだわり、プロダクト体験を磨き上げる ・フリーミアムモデルを使い「口コミ」での成長に注力する この記事ではまず最初の「新たな市場を創り出す」部分に触れます。 ビジネス向けチャットの市場はHipch

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「どんな状況でも仕事で成果を出すのがプロ」という主張の危うさについて

最近のネットは、成功した起業家や、注目企業で成果を出した人のインタビューや記事に溢れていて、そういった人への憧れや、何かを学び取りたいという皆の思いが強く感じられる。それ自体は特に悪いことではないし、学びを得られることも多いのだけど、一つ気になるのは「どんな状況でも仕事で成果を出すのがプロ」という主張がよく使われている点。 職業人としてのプロ意識というのは重要だし、困難な状況に追い込まれながら成果を出せるかはきわめて重要。ただ、経営管理の仕事をしてきた経験からすると、どんな

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マガジン定期購読の方へのSlackご招待ガイド(18年11月)

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若者「こそ」挑戦しにくいよねと思う理由

「若者は挑戦せよ!」というメッセージは最近のネットでもよく流れてきます。若い頃は失うものがないし、だからこそ自分のやりたいことに全力で挑戦せよ、と。 ただ、私自身の話をすると、若い頃「こそ」挑戦できなかったですね。だってあらゆることに経験値がないし、結果がどうなるか全く予想がつかないから、不安でしかたがない。挑戦しろと言われても無理ですよ、という感じでした。 もちろんそうでない人がいます。若くして果敢に革新的なことに挑戦し続け、社会的にもインパクトのある大きな成果を出せる

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