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大学生の息子たちへ伝えたいこと 働く場の基準を設定する編

私の職務経歴書は、まじめに書くと、大変長くなります。

なぜなら、正社員、非常勤職員、パートとして22社で働いたことがあるからです。

求職活動時には、履歴書のスペースに限りがあるので、社歴の長い5社くらいに絞って書いています。


一番長く在籍した会社で8年間、最短は10日。

毎回きちんと、正規の手続きを踏んで、退職しています。

退職理由は様々ですが、振り返ってみると、人間関係・給与と職場環境・やりがいの良かったところは、長く楽しく働いていました。


入社する会社が合うかどうかは、実際に働いてみないと分かりません。

求人広告や採用面接では、必要最低限な情報しか得られないからです。

採用面接で会社との相性をみる一番よい方法は、質問に通り一遍に答えるのではなく、その場でしっかり質問を受け取って、自分のホントの気持ち・考えを言うことです。

それで不採用になったら、そこは合わない会社だし、不思議と悔いも残らないですよ。


経験上申し上げると、従業員千人以上の大手企業なら、法律順守、職場環境は総じて良く、上司や同僚も常識的です。

福利厚生も手厚く、マニュアル・OJTがあり、働きやすい職場が多いです。

反対に、中小企業では、経営者の人間性や見識に負うところが大きいです。

人員も少ないので、大手企業に比べると労働条件は劣ります。

通勤時間が短くすみ、家族のようなアットホームな職場もあり、アタリ・ハズレが激しいですね。


自分自身がきちんと仕事をして、その上で、改善して欲しい点は会社側に伝える。

物別れに終わったら、退職し、新職場を探す。

人手不足の今、本気で探せば、正社員で職はあります。

同時に、自分自身を知り、社会情勢を鑑み、資格取得などのブラッシュアップを行うことも必須です。


私が、大学生のあなたたちに勧めたいのは、まずは自分なりの戦略を練って、大手企業に就職することです。

まっさらな状態で、ホワイト企業に就職することで、今後転職するときの判断基準ができます。

パワハラ・モラハラするブラック上司に当たったら、即チェンジをお願いしましょう(大手なら、そういう窓口が社内にあります)。


大人になったら、職場環境も生活環境も、全部自分の責任で整えていかなければいけません。

あきらめず、頑張りすぎず、少しずつでよいので続けて欲しい習慣です。

どんな職場でも、人間関係の基本である、笑顔、挨拶、返事、報告、相談を忘れずに。

秘訣は、ホント、シンプルです。














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