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大学生の息子たちへ伝えたいこと 子どもたちに家事力を、私に忍耐力を編

今月は、私が夕食作り洗い物担当、上の子がうち中掃除担当、下の子が全員の洗濯・ゴミ出し担当でした。

掃除は、場所ごとに曜日を決めています。

洗濯物は、ランドリーボックスがいっぱいになったらで、だいたい2、3日に1度くらい。

ゴミ出しは、可燃ごみは火曜日と金曜日、それ以外は随時その回収日に行います。

初日に手順と注意点を伝えて、丸ごと仕事を渡します。

私の担当は、買い出しと夕食作り、洗い物だけになり、楽になりました。


…うん、肉体的には、ホント随分楽です。

でも、精神的に…とてもしんどい(><)。

贅沢なのでしょうか???


ダイソン掃除機を使った後ゴミ捨てしない、充電しない。

拭き掃除にウェットティッシュを使う。

洗面ボウルは磨くけど、洗面台や蛇口を拭かない。

浴槽は洗うけど、床や鏡や棚を洗わない。

昼から洗濯し、日が暮れても、雨がひどくなっても、取り込まない。

タオルのたたみ方が雑。

資源ごみばかりか、可燃ごみまで時々ミスる。

私が怒り狂っても、諦めてこっそりやり直しても、ひとりで悶え耐え忍んでも、何ひとつ解決しません。

家の中が、ふすふすと汚れてきて、「ああー!!好きに掃除したい!洗いざらい洗濯したい!畳みたい!」と何度か喚きました、うちの中にひとりの時に。


私は、3日に1回くらい、子どもたちにダメ出しをすることにしました。

掃除機→「使ったものは、使う前と同じ状態で元の所に置いて欲しい。」

拭き掃除→「環境のために、使い捨てでなく、雑巾を使おう。使った後、ざっと水洗いして、くずを取ったら、洗濯機にポイといれて。」

洗面・風呂→「洗面ボウルや浴槽だけでなく、その周辺も汚れが飛んでいるので、せめて週に1回は全部ピカピカにして欲しい。」

洗濯→「できるだけ朝洗濯して、日が暮れたり、雨が降ったら、取り込んで欲しい。必要なら乾燥機使って。」

タオル→「きちんと畳んで、速やかに収納して欲しい。」

ゴミ出し→「前日にゴミをまとめて、スケジュール通り、ゴミ出しして欲しい、特に生ごみ。」


最初にほめて、感謝して、端的に改善して欲しいことを伝える。

そして、彼らの面倒くさいと、私の想いとの着地点を求めて、話し合う。

それを繰り返しました。

少しずつ、彼らの成果物は、私の希望に近づいてきました。


これはもしや、子どもたちに家事力をつけるというより、私に忍耐力をつけるための試練なのか?

思わず天に問いかけてみました。

こんな面倒くさいこと、我が子にしかできないわーとつくづく、心の底から叫んでみました。




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