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大学生の息子たちへ伝えたいこと 最後の手段:高飛びのススメ

人間、自分のやりたくないことをやらされている時が、一番パワーレスです。

反対に、やりたいことをしている時が、一番パワフルです。

大切なことは、自分と環境の関係性を調整して、少しでも居心地をよく過ごせるように改善し続けることです。

これは、私が小学生時代に体験から気付いた真理です。


子ども時代は、自分の家の状況が普通で、世界のすべての子どもが同じような環境にいると思っていました。

アフリカでは新生児が餓死し、タイでは親が冷蔵庫を買うために我が子を売り、日本の中でも金持ちの家、貧乏の家があることを、10歳頃知りました。

子どもは、生まれる家を選ぶことができず、その家庭を是として大人になります。


大人になったら、子ども時代よりは、随分自由です。

どこで、どんなふうに暮らすか、自分の意思で選ぶことができます。

なのに。

大人になっても、自分が幸せでないのに、その場に自分を合わせて居続ける人がたくさんいます。

驚きです。


どうして、しんどい想いを抱えたまま、そこに居続けるという選択をするのか。

「そこしか自分の居場所がない」と思い込み、本音を隠し、その場に合う自分を演じ続けていると推測します。

便秘がひどい、身体のどこかに痛みがある、ご飯がおいしくない、イライラする、眠れない。

どれかひとつでも当てはまったら、居場所を変えろという心身からのサインです。


変化することは不確かだから、実行するのが怖いのは分かります。

でも、今よりよくなる確率、悪くなる確率は、半々。

悪くなったら、また変わればいいかーという身軽さでどんどん動けばいいのです。

天国じゃなくても、ここなら許容範囲っていう場に出合える時まで、続けることが大切です。

同時に、色々な経験を積んで、自分自身柔軟に変えていくことも必要ですが。


もし、ちらりとでも死にたいと思ったら。

その時は、あらゆる繋がりをすべて断って、いっそ国外逃亡しようと、私は決めています。

大航海時代にポルトガルを出発したコロンブスやマゼランに比べれば、私の逃亡には困難なんてないに等しいです。

「生きる」と決めれば、きっと道は開け、必死に毎日を過ごすうちに、自分の新しい居場所ができると信じています。


まだ高飛びも失踪もしたいと思ったことはありませんが、いつでもできるように、心の準備はし続けています。

19歳で取得してから、パスポートを期限切れにしたことは一度もありません(*^-^*)

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