この度の私の落ち度に関して

初めに。今回の当事者の方々には、私、noritama0114の失態により、大変申し訳ないことをしてしまったことを深く申し上げます。また、今後の同様のことを起こさないためにも、事の経緯の説明、および問題点と改善点を列挙し運営の改善に努めたいと思います。

事の経緯

クラブのイベントとして団体戦を半年ごとに一度行っていますが、ここ一年近くは行えておりませんでした。理由としては、私個人的に時間が取れないことが大きく、少しやらなくてはいけないという義務感に駆られていたのは実情でありました。その背景から、とある団体に交流戦をこちらから申し込みを行いました。相手側はすぐ了承してくださり、こちらの棋戦開幕までの準備期間内ということで10/4日時点で、10/17日に行うことに両者合意のもと決定しました。私の対応として、参加募集期間を10/4~10/14日まで計10日間として設定し、9名の団体戦を開催する運びとなりました。

参加募集期間を1週間過ぎた10/11日の時点で参加申し込み者は6名。このままでは開催に必要な規定人数に満たないために、Twitterで再三にわたり告知と参加の呼びかけを行いました。それをご覧になった会員の方々が、応募してくださりました。このおかげで10/13日時点で何とか開催に必要な最低限の規定人数をそろえることができました。

そして10/14日に相手側にこちらの人数が9名揃えられることを伝えると同時に、オーダーをどのように組むべきか相談すべく、相手側の参加者の棋力を確認しました。そこで、最低でも全員将棋倶楽部24で初段程度はあるということを確認しました。当時のこちら側のメンバーには5級以下の方々が4名。この時点で私が考えたのは次の2択です。

1.棋力差がある対局を受け入れて、このまま行う

2.棋力差を是正すべく、追加召集を行う。

結果的に、私は2の選択肢を選びました。この判断に至った理由としては、過去に棋力差がある人とは対局したくないという意見をいただき、それが頭のどこかにあったからだと思います。その後、相手側の棋力と同等程度と思われる数名に個人的に団体戦への参加を呼び掛け、10/16日の午前中にはその全員から返事をいただき、参加の承諾を得た数名を参加者に組み込みました。結果、棋力差のある方々を中心にメンバーを入れ替えたことになりました。細かい点に誤りがあるかもしれませんが、大方ここまでがこのの経緯であります。

問題点と改善点

団体戦メンバー決定後、これらの対応はいかがなものか?というご指摘をいただきました。そこで改めて確認すると、いくつか問題点がありました。以下にそれを列挙いたします。

1.落選者に対する説明不足

私の記憶の限り、確かにメンバーを集める際「参加申込者が既定数を超えた場合、これまでの活動実績などを考慮して運営側で参加者の選出する」という文言はあったかと思います。しかしながら、今回の場合、少々筋の通っていない部分がありました。それは、『応募をしておきながら、実は運営側である程度人数を確保していた。これは出来レースのようなものではなかったのか?』という疑念を持たれるような行動をしてしまったことです。また、落選者に対しての説明を行っていなかったのは、配慮に欠けた行為だったと思っております。今後は、個別の選出理由を告知できなくても、どのような基準で選出したのか?という点などをサイト等を通じて告知・報告できればと思っております。

2.相手側の棋力帯の確認不足

今回、運営として落ち度のある誤った判断をしてしまった1つの理由に、同棋力帯の人同士で対局を組むということを皆が想定しているはずだと認識していたことが挙げられます。また同様に、あまりにも棋力差が離れていると、会員さんが困惑し、嫌がるだろうとも思い込んでいました。この結果、『実力的には及ばなくても、人数不足で困っているなら運営を助けてあげよう』と動いてくれた方々の善意を裏切ってしまいました。私は、これが運営に対する信頼感を揺るがす大きな行為であったと認識し、反省しております。今後、運営側としては、相手側の棋力を確認後、それに応じて参加者を募り、どうしても不足した場合に応募するといったことで改善しようと考えております。また、参加する際に「棋力差のある相手との対局を許可する」という項目を設けるなど、参加者のニーズにできる限りマッチできるようにしたいと思います。

3.準備期間の短さ

これは言い訳になりますが、今になって思うとスケジュール的に厳しい形で見切り発車をしてしまいました。運営としても十分な準備時間をとれず、結果として日程を優先するあまり、必要なステップを飛ばして決行してしまったのが事実であります。ネットで複数名に連絡を取り合うことを前提に考えると、連絡ラグなどを見越したスケジュールが甘かったことは否めません。次回以降は、参加締め切り後、1週間は説明などの時間に充てるべきだと反省しております。

また、いくつが疑問があったので、それに関しても回答いたします。

Q. 相手の名前をなぜ明かさないのか?

交流戦を行う(受け入れる)上での相手側の条件によるものでありました。その理由に関しては、明言することはできませんが、正当性があり団体交流戦を行う上で必須ではないことであると運営側が判断し、その条件下で行うことにしました。

Q. 会員用掲示板を用いて連絡することは考えなかったのか?

今になって考えると、その手段もあったかと思っています。ただ、当時はTwitterによる連絡が最も確実かつ早い手段だと認識していたので、考慮していませんでした。

最後に

今回の私の落ち度によって、幾名の善意を無下にしたことは紛れもない事実であり、真摯に受け止め、省みたいと思います。今後、この経験を無駄にせず、より信頼できる運営をしてまいりますので、どうか見守っていただければと幸いです。

のりたま将棋クラブ管理人 noritama0114

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