勝手にご意見番気分のコーナー~将棋の上達に対するコスパは悪い!?~

今回はこのツイート内容を取り上げる。

引用:https://twitter.com/toyoshi_ma/status/1570410537107988480?s=20&t=LQleZiavU2uI8g6rHb-4Vw

【結論】承認欲求のためだけなら確かにコスパは悪い

それでは、以下にポイントを挙げて、それぞれに対する私見を述べる。

1.将棋だけが強くなるコスパが悪いのか?
2.そもそもコスパとは何なのか?

1.将棋だけが強くなるコスパが悪いのか?

個人的には、何の競技でも一定程度の強さ(100点満点で50点程度)を得る苦労と比較して、トップレベル(100点満点で90点近く)を得る苦労は非常に大きいものだと思う。そのため、これは将棋に限った話ではなく、一般論だろう。

2.そもそもコスパとは何なのか?

コスパとは何なのだろう。言葉の定義的には、一定の成果を得るために必要な時間・労力の割合である。まぁ、中にはあっという間に将棋が強くなる人(コスパが良い人)もいるが、ここでは一般論として話を進めるためにそれは例外としておこう。私が疑問視しているのは、趣味に対してコスパを求めるのはそもそもどうなのか?というところである。実用的な趣味か否かという話ならまだ理解できるのだが…。

【総括】伝えたいのは楽しみ方

勝手に推察するに、このツイート主はただ承認欲求を得るために将棋を行うことはきっとコスパが悪いよ。切り詰めて強くならなくても楽しめるよ。ということを伝えたいのかと思う。確かに将棋は趣味全体でみればマイナーであり、そのすごさも見て分かるかというと少々難しい上に、披露する機会も中々ないだろう。それを踏まえると、たくさんのすごいね!と言われたいのであれば、他の人気ゲームの方が良いだろう。また実用的?な趣味なら健康管理もかねてスイミングやマラソンなどの運動系や語学・プログラミングなどがある。では、将棋に何の魅力があるか?強くなることに何の意義があるのか?と問われると、私はこれをしっかり言語化できない。ただ一つ私が返せることは、「趣味とは楽しめれば良いものではないか」ということだ。弱くても楽しめるし、強くなったらもっと楽しめる。これでいいのではないかと思う。

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