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最好映画。 105 「ピースメーカー」 1997年。

「ER緊急救命室」(1994年〜2009年)第1シーズンのディレクター、ミミ・レダーによるアクション映画。すっかりさっぱり忘れておりました。核兵器を盗み出したロシア軍の暴走勢力と、裏世界を知り尽くした情報部の大佐、核兵器の専門家博士が走り回る、観直すとこれはやっちゃダメだろうということの連続。核兵器は爆発させるわ、敵を車で轢きまくるわ、強盗まがいに情報を入手するわ、入手した情報を爆発で失うわでお話は滅茶苦茶です。一歩間違えば「復活の日」の前半戦見たいなお話ですが、ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンが世界を救っちゃうわけです。ぼーっと観てると、あっという間に終わっちゃうので、、あれ?あの人どうしたっけ?とかこれで解決だっけ?とかいろいろ笑えてきますw。なんでこれが好きだったかというと「ER緊急救命室」しかありません。病院セットを自在に動き回るステディカムカメラによるワンシーンドラマの当時最高峰で、第4シーズンの第1話で、生放送でリアルタイムドラマを行うというとんでもない番組でした。「ER緊急救命室」のテイストでジョージ・クルーニーが出る!というだけで観に行った気がします。影の組織のいいおじさんで「ザ・バンク」でも似たような役をやっていたアーミン・ミューラー = スタールがいい感じです。音楽はハンス・ジマーですし、撮影監督がディートリッヒ・ローマンという、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の作品を数多く撮影した名カメラマンで、「ER緊急救命室」とは関係なかったんですが、スピード感は似ていた気がします。ミミ・レダーは「ディープインパクト」までは追いかけましたが、その後はちょっと... アクション映画のコーナーにはあると思われます。


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