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最好映画。 150 「ターミネーター2」 1991年。

ジェームズ・キャメロンが好きなのは、事前に想像していたスケールを超える何かを起こしてくれるところと、エンディングを3回は引き伸ばしてくれるところ。「ターミネーター」でファンになって「エイリアン2」でずっと観ていたい監督になって、「アビス」で観たことのない世界に連れて行ってくれて「タイタニック」で聞き慣れすぎた歴史に光を当てて「アバター」で想像しうるすべてをジャンプで飛び越えて。すでに映画というよりは映像産業の革新をずっとつづけている人にしか見えてないすごい方です。「ターミネーター2」は、少し青臭い未来警告がストレートに出ていて、しばらく恥ずかしくて観ていなかったんですが笑。1991年当時は何回観たか覚えていないくらい観ました。宿命の息子を守るかつての敵と、強い母のタッグは、続編として爽快感以外の何物でもない出来でした。正編と続編で、音楽と撮影のチームが変わらなかったのは偉い。それでもキャメロン節が変わらないのはよほど強い信念を持っていてこその作品なのだと、今は思います。ゲイル・アン・ハードとのコンビ作品をもう少し見たかったです。久しぶりに観ましたが、やっぱり面白い。アクション映画のコーナーで、見つかるはずですが、埃をかぶっているかもしれません。


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