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最好映画

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最も好きな映画を書いてみます。
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#ブルース・ウィリス

最好映画。 156 「ダイ・ハード3」 1995年。

ジョン・マクティアナン監督、ブルース・ウィリス主演。これこれ、これが観たかった!と言う欲をかなりの分量で満たしてくれる、続編映画。「ダイ・ハード2」が前作と同じ閉ざされた空間で、おなじみのキャラクターが活躍して、と言う展開だったんですけど、今ひとつ悪役が頭が良くない気がしてしまって、不満がありました。「ダイ・ハード」オリジナル監督が復帰するので、いやが上にも期待が高まりました。狭い空間ではなく、街全体。悪役も頭が良くて、本当の狙いがわかった時の面白さは相変わらずです。ジョン・

最好映画。 152 「ミスター・ガラス」 2019年。

「アンブレイカブル」「スプリット」に続く、M・ナイト・シャマラン監督の一風変わったヒーロー映画。1991年の「アンブレイカブル」から18年。当時息子役だった青年は出てくるは、監督本人が演じていたチンピラは、その後の姿で出演してるわ、メインテーマは低く静かに復活するわで最初の20分はニヤニヤしっぱなしです。相変わらず、もしかしたらいるのかもしれない、ヒーロー達と言う感じにワクワクしました。序盤、このまま戦うと「アベンジャーズ」になっちゃうよ、と言う展開。驚きましたが、そこはさす

最好映画。 151 「アンブレイカブル」 2000年。

M・ナイト・シャマランのヒーロー映画の原点。「シックス・センス」でトンでもない人が現れたと小躍りした次の作品がこれ。地味でなかなか事件も起きない、音楽も盛り上がらないんですが、目の離せない不思議な映画。この先はマーベル的な展開が!と思っていると割と地味に終わってしまうw ので、なるほどそう来たか!というラストに泣けるかどうかが鍵です。ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンの静かな対決が見ものです。夫婦の再生物語でもあり、不幸な生い立ち物語でもあり、子どもにとってのヒー

最好映画。 130 「ラッキーナンバー7」 2006年。

「Sherlock」のポール・マクギガン監督による絶妙映画。出てくる人たち全員に騙されまくります。ブルース・ウィリスが古いイカサマのやり方を解説する冒頭。不運な巡り合わせで身ぐるみ剥がされてNYにたどり着いたジョシュ・ハートネットが、不在のルームメイトを探すために隣部屋のルーシー・リューの助けを借りて、なぜかギャングの世界に巻き込まれていきます。調子のいいギャングものかな、と思っていたら、実はすべての人が過去でつながっていて!この先は是非観てください。演技陣が豪華すぎて、そこ

最好映画。 085 「ダイ・ハード」 1988年。

クリスマスに無駄な活躍をしてビルをぶっ壊すツいていない男の話。悪役が頭いい映画って良いです。アラン・リックマンの落ちてゆく顔のネタが流れてましたが、ハンス・グルーバーのおかげで、この映画は芳醇になっていると思います。ずる賢くて、部下に非情なマッチョを抱えて、必ず裏があって、最後はしぶとくて、芝居までして勝とうとする。落ちてゆく時の彼の吃驚顔は、失礼だけどスカッとします。「ダイ・ハード3」でジェレミー・アイアンズが彼の兄役をやっていておかしかったですが、アラン・リックマンにはか