バカ列島機密七不思議

加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、菅内閣が国庫から支出した官房機密費(内閣官房報償費)が、昨年9月の発足から4カ月半で5億円に上ることを明らかにしています。

新型コロナウイルスの感染拡大により、厳しいかじ取りが迫られる現代世界では、真に成熟した「国家」には、機密とすべき支出もあるでしょう。

しかしながら、私が不思議に思うのは、そうしたまともな国家と異なり、もとから、こんな恥も外聞もないクソ国家で、一体、どこに、「機密」なんか存在する余地があるのだろうということです。

「絶対に安全」と、市民から暴利電力料金を巻き上げて、TVCMをバラまいていた原発は、見事に爆発しました。また、最高学府の御用学者は、プルトニウムは飲んでも安全と公言していました。そのうち高速増殖炉も爆発して、何十万人も死にそうですが、そんなことは小学生でも知っています。

また、我が国の総理は、感染が拡大する中でも、監督たちと堂々とステーキ会食で意見を交わし、与党幹部に至っては、緊急事態になっても銀座のクラブの経営を支えるなど、献身的な飲食店への支援を隠しません。

さらに、日米地位協定、思いやり予算、辺野古工事をはじめとして、この国は実質的にはアメリカに従属しており、単なる傀儡の属国であるのは、幼稚園児でも知っていることです。

そのうえ、中国韓国ロシアへは土下座外交で、頭が上がらずODAだの賠償だの経済協力だのと、兆単位で巻き上げられていることも、この国では、保育園児でも知っています。

我が国は、身内と外に甘い分、国民には厳しさを発揮しています。

代用監獄では拷問がまかり通り、検事総長は賭けマージャン、お役人様は天下り天国で年収5千万。元総理なら選挙違反でも不起訴。政敵を潰すためには広島では政敵を潰すために現金をバラまきます。

上級国民は、レストランに遅れないためにお母さんと幼児を殺しても、在宅起訴で終わりです。こんな国が、まともであるとか、政府が正常に機能しているとか、もはや中学生でも思っていないと思います。

国民は特定の宗教団体が、事実上政府を掌握していることも知っています。

もちろん、気に入らない学者は学術会議から外して、記者会見からは締め出しますし、国民は高齢で基礎疾患があっても、自宅待機で見殺しにします。

オリンピックはギリギリまでタイミングを見て引っ張りますし、利権が絡んだGo to travelも一刻も早く再開する必要があると自民党の薄汚い老人が考えていることも、国民の全員が知っています。

さて。

こんな恥も外聞もない最低の国にこれ以上どんな機密があるのでしょう。

機密の語義は、国語辞典によると、「政治・軍事上、きわめて重要な事柄についての秘密。」とあります。つまり、これは守るべき重要な秘密や、守られるべき尊厳が存在するときに使う言葉です。

みなさん。
この国に「重要な事柄についての秘密」なんかありますか。

この国の上層部が腐敗し、阿呆で、猥褻で、強欲で、邪悪で、怯懦で、卑怯で、愚劣で、怠惰で、無能であることは誰の目にも明らかじゃないですか。

これ以上、何を隠すというのでしょうか。

国民は、この国の自称政府が、バイデン政権に1兆円贈賄していても、血税が、北朝鮮政府や、マスコミのおっさんや、汚職外交官の足代やお土産代に化けていても、野党に工作資金を10億円配っていても全く驚きません。

おじさんたちの銀座のクラブ活動費、パパ活アプリ課金、はたまた内閣府の役人のソシャゲ重課金に使われていても、まーーったく驚きません。

実際、たぶんそんな程度でしょう。そんなのは機密ではありません。

では、それでもなんでも「機密費」と、やつらが言い張る「内閣官房報償費」は何に使われているのでしょう。まさか、官房長官は、大悪魔サタンと取引して、人類の滅亡でも狙っているのでしょうか。

それとも、アメリカやIAEAの目を盗んで核開発でもしているでしょうか。

最悪の場合、日本政府は、反物質の開発による太陽系の消滅や、宇宙人との交信による地球侵略と地球人奴隷化計画の推進をしているのかもしれません。逆に言えば、そのレベルでないと、もはや恥も外聞もないこの国には、「機密」なんかないと思います。

私は、もう、こんな国は要らないと思います。

国民投票で国家の建設的な解体とアメリカへの編入請願を決議しましょう。

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