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永久歯が生えない!

「そろそろ生え変わっていいよね、周りのお友達は生え変わっているし…。」
と、お子さんの生え変わりの心配をしている保護者の方も多いことでしょう。

小学1年生で下の前歯と上下左右の一つ目の奥歯が、
小学3-4年生で犬歯とその後方の歯が、
小学5-6年生で最後方の二つ目の奥歯が生え始めてきます。

一つ目の奥歯、二つ目の奥歯は、お子さんのあごが幼児さんから大人のあごに近づくことで、勝手に生えてくるもので、その上に乳歯はありません。

歯に限らず、子供の成長にはそれぞれおよそ1-2年ほどの成長差があるものですが、最近歯の状況を診ていると、以前の教科書通りには行かないお子さん達が増えています。

これは5年ほど前から始まっており、お子さんの園や学校休校を強制的に始ったコロナ生活はお子さんの歯やあごの成長を妨げるだろうと大変危惧しておりましたが、残念ながらやはり予想通り、歯の生え変わりがうまくいかないお子さんが以前に増して増加しています。

外に出ないこと、しゃべらないこと、マスク必須、歌わないこと、給食を15分以内で食べること、などこれらを発達成長が現在進行形のお子さんに3年も続けて行なって来たのですから、体の成長に影響がないとは言い切れません。

ですので、歯の生え変わりには小学生の間、それも入学当初からの早めの診査と、歯の生え変わりサポートが必要な時代になっています。

さまざまな生活サポートもありますが、簡単なものをご紹介します。

保護者の方が簡単にサポートできることのうち、プラスカミカミとプラスカルシウムがあります。


プラスカミカミ🐿️とは?

実は関東のリス園のキャラクター。可愛いのでお気に入り。

リスがよく噛んで食べるように、お口の中でよく噛んで食べる硬さのある食べ物をプラスして食べましょう!
という意味です。

なぜならそれは骨に信号を与え、あごの骨と歯の卵を刺激し成長させるために大切な動作だと考えるからです。

プラスカルシウム🐟🥛とは?  どうしたらいいのでしょう ?
何を食べたらいいですか?と、よく聞かれることから…

ハノタメストア
(生えかわりの歯のためのECショップ)


そこで、ハノタメストアOpenしました!

1日に必要なカルシウム摂取量が現代では不足しています。

カルシウムは身体の骨やあごの骨や歯を作るのに必要な栄養素です。精神の落ち着きにも必要だと言われています。

カルシウムはご存知の通り小魚や桜エビ、牛乳、小松菜などに含まれています。それを吸収させるためには、ビタミンD(きのこ、シャケ)、ビタミンK(納豆)が必要です。

ハノタメストアには、そのように「カルシウムを簡単に摂取できる食品」をご紹介しています。
加えて「よく噛んで食べるためのオヤツ」もおすすめしています。

当院では朝ごはんやオヤツにプラスカミカミ🐿️、プラスカルシウム🐟を推奨しています。

なぜ朝ごはんやオヤツに…?と思われることでしょう。

それが継続しやすいためです。
ヤル気ばかりが先行しても、なかなか続きません。

ですので、おうちの方へそのような手作りお菓子やお料理のおすすめなどはしておりません。

買ったまま食べれば済む食材をおすすめしています。

続けることが大切だからです。

週2回おけいこに行くだけで、子供さん達はなんでもグーンと上手になります。

週2ー3回でもやるのとやらないのでは、大きく差が出ます。


サッカーの本田圭佑選手の言葉で好きな言葉があります。
「やるか、やらないか」
これは一流のサッカー、勝負の世界に身を置かれていた本田氏の言葉ですが、遠い話でもなく、日常生活にもそれは言えることだと思うのです。

とてもシンプルな言葉に集約されています。

まず目の前の小さなことをやってみる、それだけで今の状況は変わってきます。

あごの骨や歯を成長させるために「やる」。
それでもし歯の矯正をしないで済むなら、その方がいいでしょう。

また、矯正治療は場合によっては必要です。もしそれを始めたとしても早く治療が済むなら、プラスカミカミ、プラスカルシウムを「やる」ほうを選びたいと思いませんか?

すこーしずつから、始めませんか?

実際の成果は患者さんの画像への許可がおりたらまたお話しようと思います。


※当院では個人情報保護がうたわれるようになる以前から、情報に関して大変気を遣っております。
当院で扱う情報や写真は許可を頂いたものしか取り扱っておりません。
具体的なお名前や事象、何が誹謗中傷になってしまうかなどを考慮しつつ、皆様への大切な情報発信を行わせて頂いておりますので、どうぞご安心下さい。

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