![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44838765/rectangle_large_type_2_3f8d485d54f623169a4c6eb2c934ac6c.jpeg?width=800)
キンコン西野さんに学ぶ『本当は一番必要なのに、日本の学校ではまったく教えてくれないこと』
みなさん、こんにちは。
のりそらです。
『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、
経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今日の目次です↓↓
『本当は一番必要なのに、日本の学校ではまったく教えてくれないこと』
引用元:https://prcm.jp/list/
『本当は一番必要なのに、日本の学校ではまったく教えてくれないこと』というテーマでお話をしていきたいと思います。
お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣さんをご存知でしょうか?
お笑い芸人としてお笑いのお仕事をしているのはもちろん、絵本作家、オンラインサロンオーナーなどマルチに活躍し、彼の動向はビジネスの世界で注目度が実に高いものとなっています。
ビジネス書でも大ヒット作を複数出している大物・・何と言ったら良いのか・・インフルエンサーです。
私は個人的に一度だけ西野さんにお会いし、短い時間でしたが会話を交わしたことがあります。『占いフェス』というイベントに3年前に訪れた際に、西野さんもいらして、その時は座談会的なもののゲストという役割はありましたが、その時以外はずっと会場客席側にいて、ハイボールを飲みながら、一般の人の相談に次々にのっていました。その列は長蛇、私もお話をしたくて列に並んでお話をさせてもらいました。「私、教員をやっているんですけど、教育に期待する事は何ですか?」と聞くと、『お金のことを教えてあげてください』と。
月日は流れ、先日あるネット記事を目にしました。そのタイトルが、『本当は一番必要なのに、日本の学校ではまったく教えてくれないこと』でした。
そして、インタビューを受けていたのは、西野亮廣さん。
これは、とピンときたので読んでみました。
すると、全くブレない西野さんの姿勢がそこにありました。
今回は、そこでの内容を自分なりにまとめて紹介したいと思います。
『本当は一番必要なのに、日本の学校ではまったく教えてくれないこと』これは、ズバリ
『お金のこと』
『お金のこと』です。
”日本人って幼稚園から始まって、高校でも、大学でも、お金の勉強をしないじゃないですか。それで、社会に出てようやく、「あれ、お金ないな」とか、「ちょっと待って、お金増やすってどうするんだっけ」みたいなことになっている。”
という風におっしゃっています。
ご指摘の通り、確かにそうなんです。
私は、20年近く教員をやっていながら、西野さんに出会うまで、お金について詳しく教えた事はなかったし、何より自分自身がお金のことを全く知りませんでした。
特に稼ぎ方については‥。自分の労働力を会社や組織に捧げ、その報酬としてお金を得る以外の方法など、考えたことすらありませんでした。
その点、教員は世間知らずだと言われても、反論の言葉がありません。
まだ、西野さんの伝えたい、または伝えて欲しいレベルには到底達していませんが、”お金の成り立ち””お金の仕組み”などについては、小中学生に少しずつ話す機会を設けるようにしています。
では、お金のことをよく知らないまま大人になると、どういうことになるのか?それは、
お金を知らないと:夢を諦める確率が上がる
夢を諦める確率が上がる、というのです。
”挑戦しようと思ったら、お金は絶対に必要です。生活費や何かしようと思ったら予算が必要になってくるし、そういったものを集めるノウハウの勉強を一切してないと、当然夢を諦めないといけない確率が上がってしまう。”
夢を持っても、お金がないから無理だなって思ってしまうのだと。
確かにそうですよね。”自分は頭が悪いからそんな器じゃない”と諦めるか、”お金がないから”諦めるは理由のほとんどでしょうね。
”夢を諦めた末、みんなの目が死んでいる理由がお金の知識不足である”ともおっしゃっています。
では、ここでお金の知識不足を補うべく、お金の集め方といったら良いか、『クラウドファンディング』について勉強しましょう。
『クラウドファンディング』とは?
『クラウドファンディング』とは、
”「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。資金調達といえば、一般的に金融機関からの借入や関係者・ベンチャーキャピタルによる出資などがあげられます。クラウドファンディングは、そういった資金調達にはない「手軽さ」や「拡散性の高さ」、「テストマーケティングにも使える有用性」といった点が魅力的な新たな資金調達の仕組みとして近年注目されています。中でも、「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題をこう解決したい」といったアイデアや想いを持つ人は誰でも“起案者”として発信でき、それに共感し「応援したい」「モノやサービスを試してみたい」と思った人は誰でも“支援者”として支援できる、双方にとっての手軽さがクラウドファンディング最大の特徴といえます。”(クラウドファンディング会社CAMPFIRE HPより引用)
つまり、アイデアを形にするために、広く一般の人からお金を集める仕組みのことを言うわけですね。
それではお金を出す人にメリットがないではないか、と思いますよね?
クラウドファンディングには、【購入型】【寄付型】【融資型】【株式型】【ファンド型】【ふるさと納税型】とあって(CAMPFIREの場合)、寄付型はその名の通り、寄付になりますが、それ以外は、リターン(○○円支援してくれたら、こんなものを差し上げますとか、こんなものに招待しますなど)があります。
だから、支援をする方にもメリットがある構造になっているのです。
共感者、応援者の力で資金を集める仕組みですね。
では、なぜ学校はお金のことを教えないのか?
『国が支配しやすいから』
その理由は、『国が支配しやすいから』であるとのことです。
”お金を持っちゃうと、例えば、GAFAみたいなのが出てくると国でもコントロールできなくなってしまうので。基本的には全員をうっすら貧乏にする教育になっている。そして、これに親が気付いてないっていう問題があります。”
なるほど、確かにこの辺りについては学校教育の洗脳なのか思考力を奪われていますね。
それゆえ、多くの人が大学受験のレールに乗り、企業に就職し、たとえそこがブラックであろうと、仕事が楽しくなかろうと、骨身を削って奴隷のごとく働く。
そういった仕組みに組み込まれているのですね。
”僕は結構、貧困国に行くんですけど、スラム街で起こっていることと日本で起こっていることって本質は似ているなって。つまり、親が働き方を知らないから、子供に「こうやったら働けるよ」って教えてあげられない。貧困の連鎖から抜けられないんです。”
途上国の様子などを見ると、もっとちゃんと教育ができていれば‥などと、どこか上から目線でいた自分が情けなくなりました。そうですね、本質は本当に同じですね。
勉強になります。
学校で生きる力は身につかない
学校で生きる力は身につかない、とも話しておられます。
”先生が社会を知らないっていうところ。先生に税金のことしゃべってくださいって言ったら、たぶんみんなもごもごしちゃうと思う。それなのに、その先生が進路相談をしてしまう。先生は答えられないですよ。社会を知らないので。先生を責めちゃうのはちょっと酷だなと思っていて、先生はそういう競技を任されたから、それに従ってやっているので。どっちかっていうと仕組みの問題で、「学校では生きる力は教えてくれないよ」っていうことを親が割り切らないといけないですよね。”
では、どうするか?その答えは、
『割り切る』
なんと、『割り切る』ということです。
”学校は生きる力を学ぶところではなくて、学校で学んだことは全部ほぼ使えないっていうことを割り切る(笑)。これはもう世のことわりというか、日本では当然じゃないですか。そういうことを割り切って、学校から帰ってきた時に子どもに何を教えるかっていうことをやらないと。学校のカリキュラムだけでは挑戦する人は作れないですよね。”
”僕がどのプロジェクトをやる時も決めていることがあって、自分の意志で変えられることと変えられないことをちゃんと分ける。親目線でいうと、学校のカリキュラムは基本的に親の意思で変えられない。学校は生きる力を教えてくれるところではない、そこは変えられない。だから、親が自分の子供にちゃんとお金の教育とかをする。自分も一緒に本を読んで、一緒に勉強するっていうのは自分の意志で変えられるところなんで、そこはやったほうがいいですよね。変えられるところに手をつけたほうがいい。”
と。悔しいけれど、これが現実であり、真実ですね。
学校全体を変えることを望むのは正直難しいと感じます。
だからその前提に立って親が子どもに必要な教育をしていく事は、子どもの本当の生きる力を支えることになると思います。
宣伝 映画『えんとつ町のプペル』
引用元:https://prcm.jp/list/
今回、多くの学びのきっかけを提供してくださった西野亮廣さんが描いた絵本『えんとつ町のプペル』が映画化され、今年(2020年)12月25日より全国の映画館で公開されます。
西野さん自身の自叙伝的な要素がある絵本の内容は、叩かれても、周りから嘲笑されても、希望を信じて夢を諦めない少年ルビッチとゴミ人間プペルの感動の物語です。
大変だった2020年の締めくくりに、勇気と希望を授けてくれること間違いなしの映画です。
ぜひ、映画館でご覧ください!!
まとめ
さて、今回は、『本当は一番必要なのに、日本の学校ではまったく教えてくれないこと』というテーマでお話させていただきました。
学校教育は間違っている!!そういった声を聞くと、「そんな事はない、わかっていないだけだ!」と反論できるのが正常なのでしょうが、正直反論できないです。
学校に足りないところはめちゃくちゃあるし、変わらなければならないこともめちゃくちゃあります。
それを自覚し、改革して行かなければ、学校教育は見捨てられてしまうことでしょう。
NEXTAGE SCOOL、何らかの形で一石を投じたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?