見出し画像

とある教師の普通の1日

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、

経営理念、最上位目標を、『明日も行きたくなる学校』NEXTAGE SCOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えている者です。

ここでは、毎日教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

今日の目次です↓↓


『教師の1日』


『教師の1日』を順を追ってお話しさせていただきます。

さて、教師の1日は、とにかくこれ、多忙、これに尽きます。

では、何が一体そんなに忙しいんだ、というところで、ある中学教師の特別でない1日を例示してみます。まず、

7:20に学校へ出勤

7:20に学校へ出勤します。

出勤すると、自分の机のパソコンを立ち上げて、その間に出勤簿に押印して、(出ました話題のハンコ文化)立ち上がったパソコンに出勤記録をします。

そして、部活動の朝練の鍵を部長が取りに来るのを待ちつつ、やるべき仕事をします。このやるべき仕事については、後ほど改めてお話しします。そして、

7:40 朝練

7:40から朝練が始まります。

人数が少ない部だったので、顧問である私も練習に入ります。あ、完全に私の事例にしてしまいます。そして、

8:20 職員の打ち合わせ

8:20から職員の打ち合わせというのがあります。

学校全体に伝えるべき連絡、学年に伝えるべき連絡、生徒に伝えてほしい連絡などを共有します。これらをメモし、それが終わると、教室へ。

8:30 朝読書

8:30から朝読書。

私はその裏で生徒の生活ノートを読み、一言コメントを書いていました。続いて、

8:45 朝の会

8:45になると、朝の会です。

日直の生徒が司会をし、健康観察、出席確認、係からの連絡、日直のスピーチなどをし、最後に担任から連絡事項を伝えます。そして、ようやく

8:55 授業

8:55から授業が始まります。

1日に平均で、4から5コマ授業をします。間に休み時間が10分ありますが、生徒の教科連絡そして教室移動で終わります。

授業がないいわゆる空き時間には、やるべきことをします。やるべきことは、また後ほど。

12:45 給食

12:45から給食です。

給食当番の準備を促し、他の生徒はフラフラしないように注意し、13:00ごろから食べはじめます。そして、

13:20 昼休み

13:20から昼休みです。私は、ここでも生徒との関係づくりのため、外で一緒に鬼ごっこをしていました。そして、

13:50 午後の授業

13:50から午後の授業が始まります。5時間目、6時間目と2コマですね。それが終わると、

15:40 掃除の時間

15:40から掃除の時間です。教室を中心に一緒に掃除しながら生徒を促し、その他の担当場所もチェックに行きます。そして、

16:00 帰りの会

16:00帰りの会です。日直を中心に、翌日の教科連絡等を行います。そして、ようやく、さようならです。というのも束の間、

16:40 部活動

16:40から部活動です。朝練と同様に生徒と一緒に体を動かします。そして、

一番時間が長い夏を想定すると、

18:45 部活終了

18:45に部活が終わります。そして、生徒を完全に学校から追い出して、職員室へ戻ります。

19:00 職員室での仕事

19:00から職員室での仕事です。

これまでにも出てきたやるべきこと。ここで思いつくままに連ねます。

まず、授業の準備(教材研究と言います)、授業の生徒の様子をまとめる(ノートやプリントのチェック)、生徒の生活ノートのチェック、提出物のチェック、行事の計画・準備、校務分掌と言って各教師に割り当てられた学校全体の仕事をする、この負担が随分と先生によって違います。

欠席した生徒への家庭連絡、などがあります。

加えて、生徒に何か問題や心配な様子があったら、個別に電話連絡等をして解決を図ります。

日中には、生徒から相談を受け、それに対応することもあります。

部活動の予定表づくり、それに伴って対戦相手の学校の先生に連絡をしたりして日程の調整もします。

学級通信を作って、学級の生徒の様子を家庭に伝えます。

思いつくままに書いてみましたが、大体職員室では、こんなことをやっているかと思います。会議などが入ることも多いですね。

そして、キリがついたりつかなかったりして、各々の判断で退勤します。私の場合は、

22:00 退勤

22:00頃に退勤し、家に帰るのは、22:30過ぎという日常でした。以上が平日のある教師の平凡な一日です。平凡でない日は、さらにいろいろなことがあります。

加えて土、日には、部活の練習試合が入ります。

まとめ

さて、お聞きいただきどのように感じましたか?

教員の仕事は自分の裁量でこれくらいって決めることもできる部分もありますが、ちゃんと仕事をこなしていこうと思うとこれだけ忙しくなってしまいます。

だからと言って、生徒の身に何か起こることが待ってくれるわけではないし、そう言ったことにこそ誠実に対応しなければなりません。

よく教員の対応が不誠実だと、クレームもありますが、このような現状にある中で、うまくこなせない人はこなせないのも現実でしょう。

だからこそ、改革が必要だと思います。

取捨選択して、不要なもの、必ずしも教員がやらなくてもいいことは、他に任せるなりやらないことにしたりして、本当に大切な部分にもっと時間を費やせるようにしなければ立ち行きません。

本当に必要な部分、それは、生徒に関わる部分でしょう。これが教員の本分ですから。

さて、今回は、教師の1日を追ってみました。皆さんはどのように感じられたでしょうか?

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?