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SEGAがつくったコンピューター SC-3000 〈monologue45〉

おはようございます。のりしろ太郎です。
私が使っているパソコンは4年前に購入したMacBookProです。このパソコンでは主にクリエイティブな制作のために使っています。グラフィックデザインではAdobe Illustrator、写真の補正や画像の加工ではPhotoshopを使っています。それらの制作では問題なく使えています。ただ動画編集の場合はそうはいきません。PremierProを使った作業では、とても負荷が高いようです。頻繁にファンが回ってMacが熱くなって大変そうです。パソコンは4年も経つとそろそろ買い替え時なのかなぁと、次のMacを買おうか検討しているところです。今使っているMacBookは購入したタイミングが少々悪かったですよ。バッドタイミングファンタジー!近年Macで大きな変化といえばプロセッサ、チップが変わったことでしょう。私のMacBookのプロセッサはIntel。購入半年以内にはM1チップのマシンが世に登場するという悲劇。M1チップになってMacに最適化され随分とマシンの速度があがったと評判でした。そんな私のMacBookProも、購入時はハードディスク以外は全部てんこ盛りのほぼ最強スペックでオーダーしたんですけど。Macに最適化されたM1 Macには到底敵いません。そんなこんなで只今、最新のチップを搭載したMacを買おうかと悩んでいるところなのです。

私はApple信者。Mac以外のパソコンは買わない

私はApple信者です。今では昔ほどではありませんが、そこそこの信者なんです。1999年に発売したスケルトンiMac(カラーはタンジェリン)を購入して以来、この方ず〜っとMac。購入以前にも学校ではMacを使っていたので、Macととは随分と長い付き合いになります。これまでにWindowsのパソコンは購入したことがなく、Mac以外のコンピューターって買ったことないなぁ、なんて思っていたんですが、よくよく考えるとMac以外のパソコンを2台所有してい流ことに気がつきました。

私のアイコニック。TOSHIBAの緑のコンピューター

〈Mac以外のコンピューター:その1〉
私のアイコニック、TOSHIBAの緑のコンピューター

Mac以外で購入したコンピューターの一つがこちら。私のアイコニック、TOSHIBAの緑のコンピューター。スケルトンiMacを買った後すぐにハードオフで購入したものです。これをコンピューターと呼んで良いのやら。こちらのコンピューターはもともと緑色ではなく、昔の業務用パソコンって感じのカラー。いわゆるベージュのような色で、ハードオフでジャンク品:4400円のプライスがついていました。無造作にいい加減に陳列されている状態で陳列されていました。ジャンク品だったので壊れているかもしれないが、ブラウン管のモニターとキーボードが一体化された形に一目惚れしました。このデザインが気になって何度も何度もハードオフに通っては「可愛い子が売れていないか」と頻繁にチェックをしていたことを思い出します。ある日のことです。値札がとれていたんですよ。そこで店員さんに4400円と知ってはいたものの、何も知らない風に装って価格を尋ねました。店員さんは価格がわからないと言ったそぶりでしたが「そうですね、100円ですね」と言いました。もちろん即購入!そんなMac以外に私が購入したパソコン第一号がこちらのコンピューターなんです。ボディカラーの緑色は購入してから車屋さんにお願いして、車と同じ方法で塗装を施してもらったんですよ。超本格的な塗装です。おかげで20年以上たった今もきれいな発色をしています。

〈Mac以外のコンピューター その2〉
SEGA SC-3000 

私は幼い頃SEGA SG-1000というゲーム機が我が家にありました。任天堂のファミリーコンピューターが圧倒的な人気でしたが、私の家にあったのは極めて少数派のSEGA SG-1000。幼い頃の記憶では、玩具屋さんにファミリーコンピューターを買いに行ったが、あまりの人気に在庫がなく、仕方なくSEGA SG-1000を買ったという記憶があります。それでも我が家にやってきたSEGAのゲーム機に興奮したことを思い出します。そんなSEGA SG-1000の上位モデルの位置付けがキーボード一体型のゲームも遊べるパーソナルコンピューターがSEGA SC-3000でした。SC-3000の発売は1983年7月15日だそうです。私の持っているソフトな素材のキーボードのSC-3000に加えて、キーボードがハードなプラスチック素材でできたSC-3000Hというモデルも存在しました。今が2024年ですし、発売してから40年以上経過したコンピューターということになります。
ここで私が得意のChat GPTに質問のお時間。

私「SEGA SC-3000について400文字程度で解説してください。」

〈Chat GPTの回答〉
セガ SC-3000は、1983年にセガ・エンタープライゼス(現セガ)から発売された家庭用パソコンです。SC-3000は、同時期にリリースされたセガ SC-1000を基盤にしており、ゲーム機能に加えてフルキーボードを備えた点が大きな特徴です。これにより、単なるゲーム機としてだけでなく、家庭用パソコンとしての役割も果たすことができました。
SC-3000は、Z80A互換のプロセッサを搭載し、16KBから48KBのRAMを拡張可能なメモリ構成を持っていました。また、音源には3音のPSG(Programmable Sound Generator)が使用され、RF出力とコンポジット出力をサポートしていました。外部ストレージとしては、カセットテープレコーダーを使用し、ソフトウェアのロードや保存が行われました。
専用のプログラム言語としてBASIC(Hu-BASIC)が提供され、教育用や家庭用のコンピュータ教育に適していました。これにより、子供から大人まで幅広い層がプログラミングを学ぶことができました。さらに、ゲームカートリッジスロットも備えており、SC-1000用のゲームもプレイ可能でした。
SC-3000は、日本国内だけでなく海外市場でも販売され、特にオーストラリアやニュージーランドで人気を博しました。これらの地域では、教育機関での利用も進められ、学校教育の一環として導入されることもありました。
しかし、1980年代中頃になると、ファミコンをはじめとする他の家庭用ゲーム機やパソコンの競争が激化し、SC-3000の市場シェアは徐々に縮小しました。それでも、SC-3000はセガが家庭用エンターテイメント市場に本格的に参入するための重要なステップとなり、後のメガドライブなどの成功へと繋がる基盤を築きました。

ゲームもできる低価格コンピュターが人気だった時代

当時はゲームは遊びだから買えないけど、パソコンだったら勉強になりそうだし、買ってもいいよ。そんな考え方の親も少なくなかったかもしれません。SC-3000の価格は29800円。SEGA SG-1000が15000円。ファミリーコンピューターが14800円だったと記憶しています。ゲーム機の2倍の価格に憧れを抱いていました。
数年前に、大人になって憧れていたSEGA SC-3000をヤフオクで目にしました。見つけた時は興奮しましたね。幼い頃に憧れていた高嶺の花でしたからね。大人になるとこういった買い物が可能です。懐かしさと興奮でヤフオクで競り落としてしまいました。ヤフオクって怖い世界ですね。いろんな物が見つかってしまう。安値からどんどん価格が向上していくのもギャンブル性が強い。アドレナリンが分泌して我を忘れるなんてことも。私がそうか。メルカリの方がまだ冷静で買い物できますよ。
勢いって怖い…今はヤフオクからすっかりと足を洗い購入することはありません。

SEGAのパーソナルコンピュータ SC-3000
私はMac以外のパソコンは買ったことがないと思い込んでいたら、このコンピュータを所有していることに気づいた。そのコンピューターがこちらです。
SEGA SC-3000 Personal Computerの表記。SEGAのロゴとSC-3000のロゴが実に格好良い
私はSC-3000はブラック。そのほかにホワイトとレッドもあります。3色展開されていました。
本体はかなり薄くて軽い。左側にはコントローラーを接続するコネクターが二つ備わっています。
キーボードの右側には十字キー。本体右横にはカートリッジを差し込むスロットがあります

プログラミング言語BASICとは

SC-3000のプログラミング言語はBASICです。BASICって何でしょうか。
またまた私の得意技、Chat GPTへの質問。
私「MSXやSEGA SC-3000で使われていたBASICとはなんですか?」

〈Chat GPYの回答〉
BASIC(Beginner's All-purpose Symbolic Instruction Code)は、初心者でも容易にプログラミングができるように設計された高水準プログラミング言語です。1964年にジョン・ケメニーとトーマス・カーツによって開発され、教育や初学者向けのプログラミング言語として広まりました。MSXやSEGA SC-3000では、BASICが標準のプログラミング言語として採用され、多くのユーザーが利用しました。以下に、BASICの特徴とMSXおよびSEGA SC-3000での利用について説明します。

BASICの特徴
1.簡易性: BASICはシンプルな構文を持ち、初心者でも理解しやすく、プログラミングの入門に適しています。
2.インタラクティブ性: インタプリタ形式で実行され、リアルタイムでプログラムを入力・実行・修正できるため、試行錯誤しながら学習が進められます。
3.汎用性: 幅広い用途に使用でき、ゲーム、計算、データ処理など様々なプログラムを作成可能です。

MSXでのBASIC
MSXパソコンには「MSX-BASIC」が搭載されていました。MSX-BASICは、マイクロソフトによって開発され、標準のBASICにMSX特有の機能を追加したものでした。これにより、グラフィックスやサウンドの制御が容易に行え、特にゲームプログラミングに適していました。MSX-BASICは、多くのユーザーに親しまれ、教育用ソフトやゲームの開発に広く利用されました。

SEGA SC-3000でのBASIC
SEGA SC-3000には「Hu-BASIC」が搭載されていました。これはハドソンソフトが開発したBASICの一種で、標準的なBASICの機能に加えて、SC-3000のハードウェア特性を活かした命令が含まれていました。Hu-BASICも、インタプリタ形式でプログラムの作成と実行ができ、教育用として広く利用されました。また、SC-3000はキーボードを備えていたため、プログラミング教育においても活用されました。

BASICの利用例
教育: 学校の授業や家庭でのプログラミング学習に使われ、子供たちがコンピュータの基礎を学ぶのに役立ちました。
ゲーム開発: ユーザー自身がゲームをプログラミングし、シェアしたり販売したりすることが可能でした。
ツール作成: 簡単な計算プログラムやデータ管理ツールなど、実用的なプログラムの作成も行われました。

BASICは、MSXやSEGA SC-3000のユーザーがプログラミングに親しむための重要な言語であり、多くのプログラマーがここからキャリアをスタートさせました。

SC-3000は、このBASICのカートリッジを本体に差し込み使用します。
©️SEGA 1983 Made in Japanの文字。今から40年前のプロダクト。
こちらがカートリッジ。ファミリーコンピューターのカセットよりも縦長でスマートな印象。ラベルもシンプルで格好良いですね。
キーボード自体がコンピューターの本体です。右側のスロット部にカートリッジを挿入します。挿入時は結構硬い。

ゲーム機としてのSEGA SC-3000

私「ゲーム機としてのSEGA SC-3000について解説してください」
またまた得意のChat GPTへ質問です。40年前のコンピューターでは考えもしなかったことが現代では当たり前のように起こっています。この40年間で起こってきたイノベーションの数々に、あらためて驚かされます。どこまで進化するのでしょうか。ということでChat GPTの解説です。

〈Chat GPTの回答〉
セガ SC-3000は、家庭用パソコンとゲーム機の両方の機能を兼ね備えたデバイスとして1983年に発売されました。SC-3000は、セガ初の家庭用コンピュータであり、ゲーム機としての側面も重要な特徴となっています。

ハードウェアの特徴
1.プロセッサ: Zilog Z80Aを搭載し、3.58MHzで動作します。このプロセッサは当時の多くのゲーム機やパソコンで採用されていました。
2.メモリ: 2KBのRAMを標準搭載し、外部メモリを使用して最大48KBまで拡張可能です。
3.グラフィックス: テキサス・インスツルメンツのTMS9918Aビデオディスプレイプロセッサを使用し、最大256×192ピクセルの解像度と16色表示が可能です。
4.サウンド: 3音のPSG(Programmable Sound Generator)を内蔵し、基本的な音楽や効果音を生成できます。

ゲーム機能
1.カートリッジスロット: SC-3000にはカートリッジスロットがあり、セガのゲームカートリッジを使用してゲームをプレイできます。これはセガのアーケードゲームの移植版やオリジナルの家庭用ゲームが含まれていました。
2.ジョイスティックポート: ゲームプレイ用のジョイスティックを接続するためのポートが2つあり、アクションゲームやシューティングゲームの操作が容易でした。
3.互換性: SC-3000は、SC-1000用のゲームカートリッジとも互換性があり、豊富なゲームライブラリを楽しむことができました。

ゲームソフト
SC-3000のゲームラインナップは、セガのアーケードゲームの移植版が中心でした。代表的なタイトルには、以下のものがあります:

○「フリッキー」: 鳥のキャラクターを操作して子供たちを救出するアクションゲーム。
○「ガールズガーデン」: 少女が花を摘んで好きな人にプレゼントするために動き回るアクションゲーム。
○「ペンゴ」: ペンギンのキャラクターを操作して氷を押し動かし、敵を倒すパズルゲーム。

市場と影響
SC-3000は、日本国内のみならず、オーストラリアやニュージーランドなどの海外市場でも販売されました。特にオーストラリアでは教育機関での導入が進められ、学校でのコンピュータ教育に利用されることもありました。

ゲーム機としての評価
SC-3000は、家庭用コンピュータとしての機能とゲーム機としての機能を両立しており、教育用および娯楽用デバイスとしてのポジションを確立しました。しかし、任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)の圧倒的な成功により、ゲーム機としての市場シェアを広げるのには限界がありました。それでも、SC-3000はセガが後にリリースするメガドライブやその他の家庭用ゲーム機の基盤を築く重要な役割を果たしました。

SEGA SJ-151
こちらがSC-3000とは別売りのコントローラー。丸い方向キーの中央にネジ状に短いスティックを指して使用可能。私はそのスティックを持っていない。方向キーに加えて右側に丸いボタン2つ備わっています。シンプルなデザインで格好良い。

コナミのハイパースポーツ

幼少の頃、一度も遊んだことがないゲーム。実は今も一度もプレイしたことはありません。所有しているだけ。

コナミのハイパースポーツ。ROM32KBって容量が信じられない。32MBじゃないですよ。32KBですよ。今の時代、写真だって3MBくらい必要ですよ。ゲームソフトが32KBの時代。
高飛び込み、跳馬、トランポリン、鉄棒、複数のオリンピック種目を楽しむことができます。ボタン連打したり、タイミング良くボタンを押したりと、反射神経やリズム感が試され流ゲームです。
コナミから発売されていたわけではなく、コナミの許諾を得てSEGAが製造したソフトです。


ロードランナー

「ロードランナー」(Lode Runner)は、1984年にセガから発売されたSEGA SG-1000、SC-3000向けのアクションパズルゲームです。元々はブローダーバンド(Broderbund)が1983年にリリースしたパソコンゲームであり、その人気から様々なプラットフォームに移植されました。セガ版の「ロードランナー」は、SG-1000の特徴を活かした移植版です。
「ロードランナー」は、プレイヤーが主人公を操作して、敵に捕まらないようにしながらステージ内のすべての金塊を集め、出口にたどり着くことを目的としたゲーム。SC-3000の8ビットという制約の中でシンプルながらもカラフルなグラフィックスを表現。BGMがなくブロックを銃で溶かした際に発生する効果音だけという、静かさがかえってゲームの緊張感を高める要素となっています。
見た目のポップさとカラフルさはファミリーコンピューターのロードランナーには到底敵いませんが、私はSEGAのロードランナーの方が大人っぽくて好みです。ミニマムで格好良いんですよ。世界観も最高です。

ロードランナーは、SC-3000ではエディットモードで自分でステージを作って遊ぶことができる。
近未来的な劇がタッチのイラストが描かれ、ファミコンと違って大人っぽい。カートリッジは縦型です。
このミニマムさがたまらない。自分は白の棒人間。的のロボットは赤色の棒人間。私はオールドゲームが大好きです。幼い頃もこのロードランナーは随分と楽しませてもらいました。
ロードランナーの続編「チャンピオンシップ ロードランナー」。1ステージ目からいきなり高難易度。近未来を感じさせる超薄型のセガマイカード。
裏面にはサインを書く欄がある。友達にゲームソフトを貸すと名前が書かれて戻ってくることがある。ご注意!
SC-3000やSG-1000でマイカードを使うには、このカードキャッチャーがないと挿すことができない。
カードキャッチャーにマイカードを挿した状態がこちら。

SEGAのつくったパーソナルコンピュターSC-3000

ヤフオクで競り落としても、電源が入るか確認した程度でほとんど遊んでいないSC-3000とゲームソフト。時間ができたらYouTubeでゲーム実況したい、そんな夢をいただいています。超絶にエモい40年前のオールドコンピューターに触れていると、現代のコンピューターって相当過剰なスペックですよね。
1983円に発売されたSEGA SC-3000の価格は29,800円。今私が欲しいApple MacStudioは1,318,800円。価格はなんと44倍!
40年前に憧れていたSEGA SC-3000に夢を抱いたものです。現代のパソコンと比べるとローテクなスペックかもしれないけど、眺めているだけでワクワクドキドキしてしまう私なのでした。

SEGA SC-3000とカートリッジとコントローラー

おわりに

今使っているMacBookが遅く感じて、Mac Studioを買おうか買わまいか悩んでいる今日この頃。そんな中、SEGA SC-3000を引っ張り出して、触れていたらMacBookのスペックのことなんて忘れちゃいます。SC-3000のこのローテク感がたまりません、エモすぎでしょ。時間がある時にのんびりとオールドパソコン、オールドゲームを楽しもうっと。
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のりしろ太郎の活動や取り組みの詳細、最新情報は、十月のオクトパス websiteをご覧くださいね。
それでは皆さん、また明日お会いしましょう。さようなら、のりしろ太郎でした。

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