見出し画像

なんで古民家?その2

古民家を購入した理由について〜背景〜

こんにちは、のりしろです。

今回はちょっと作者の自己紹介です。

 作者は新潟県の上越市というところに生まれました。
 南に妙高山、北に日本海とを背負った高田平野という平野に位置する地域で、山間の方は雪が背丈以上に積もり、冬の海は昔の東映の映画のオープニングみたいに波がザッパーンとなる地域です。(東映と違うのが、岩の代打がテトラポッドというところです^ ^)

 生家は海の近くだったので、冬の雪こそ少ないのですが、風の強い日は海が荒れている音がゴーゴーと聞こえて来るようなところでした。
(でも、晴れた日の冬の海はとても綺麗なエメラルドグリーンです!)

 夏は海で釣りをしたりカニを捕まえたり、用水路や池でカエルやザリガニを捕まえるのが日課でした。

 そんな場所で、美術教員の父と音楽教員の母、弟、祖父母、曽祖母と一緒に18年間暮らしてきました。

 こんな環境で育ったからか、絵と自然が好きで絵描きになりたいなどと思っていたので、高校生の時は芸術系の大学を目指していました。しかし、受験勉強の過程で日本中のすごい奴らのすごいデッサンを目の当たりにして見事に挫折しております。
 そんな経緯もありつつ、紆余曲折を経て私のものの見方を変えてくれた建築の道を志すのでした。

 結局受験はなんとかなり、大学は都内某美術大学で建築を専攻し、木造の指物(さしもの)を研究していた教授の研究室にお世話になったり、古美術研究会という会で関西、関東の様々なお寺や茶室を見学しにいったりと、バリバリの建築家に憧れる建築学生からちょっとズレたところで、何かと古い木造建築えぇなぁといったな建築学生ライフを送っていました。


 と、いう訳で、挫折がキッカケで建築と出会い、昔の夏休みに感じた古い実家の「なんだか気持ちいい」というざっくりした感覚を頼りに古民家を嗅ぎつけた。
 というのが今回の古民家購入という暴挙の顛末であったと自己分析しております。
もちろん他にも細かい理由もありますが…それはまた次回にでも。

 こうしてつらつらと書き並べてみると、なんとファジーな理由でしょうか。
 でも、その直感が意外と大事だったりすると信じてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?