美容院から思うこと

先日自転車こぎながら、ふと思ったんです。
巷に美容院っていっぱいあるのに、大型店って少ないですよね。個人店とか小規模店舗が多くて、50席を超える大型店って少数派ですよね。何でかなっと思うと、美容院って基本お客様ごとにオーダーメイドで仕上げるスタイルなんですよね。大型であることのメリットがそれほどないのかもしれません。個々の美容師さんが顧客を持っていて、店という場を間借りして営業しているイメージでしょうか(勝手な僕のイメージですけど…)。
飲食店の場合、同じように個人商店から大型店まであるんですよね。で、大型店にもそれなりに規模の経済性とかでメリットがあるんです。じゃあ、その中で小規模店舗の生き抜く道ってどこにあるのかなって考えると、美容院に通ずるところがあるのかなって。オーダーメイドのサービスを飲食店でも出来たら、それってすごい付加価値だよなっと。すでにそういう事しているお店ありますよね。例えば、メニューに無いオリジナルカクテルを作ってくれるバーとか、裏メニューのチャーハンがめちゃくちゃうまい中華料理屋とか。要はどこまでフットワーク軽くお客様をに楽しんでもらえるか、喜んでもらえるかが、付加価値なんですよね。
そんなこんなで僕の追い求める姿が最近ようやくはっきりしてきたんですね。あ、僕自身のではなく、僕の店(Provision)のって事です。Provision は20席の小規模店ですから、やっぱり一組一組に合わせたオーダーメイドスタイルかなっと。これ、サービスだけでなく店としてって事です。つまりはメニューの無い、もしくはメニュー外のリクエストにとことん応えるレストランの姿を想像しています。
大きく舵を取りながら、まずは年末までに何らかの形が作れるよう、ちょいちょい動かしますんで、楽しみにしててください。
#エッセイ #プロビジョン #provision #レストラン

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