あなたは金を買いますか?

先日、お店(飲食店)に飛び込み営業が来たんですね、「金を買いませんか?」と。
皆さんなら買いますか?
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この時僕は正直話を聞く気すら起きませんでした。そもそも金に興味も無いですし、あまりにイケてない営業方法にむしろ愕然としました。ただ若い営業マン(初々しいという表現が妥当。以下A)だったので、資料だけもらい当日はお引き取り頂きました。
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では、何がイケてなかったのか?
いつも通りの個人的見解をどうぞ。
1) 金はある種の投資であり、コンビニ感覚で買うものでは無いという事。今までの人生で、「あ、そうだ、金買おう‼︎」って思ったことあります?
2)そういう商品特性をしっかりとトレーニングされてない、もしくはその知識を魅力的に伝えられないこと。これでは信頼してお金預けられませんよね
要は「金に興味を持ってもらう」という第一歩をすっ飛ばしてるわけです。
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ではどうすれば良かったのか?
電話でアポ取ってから来るという常套手段は置いといて、僕ならどうするか。
飲食系の個人商店のオーナーを狙うならば、まずはそのお店に通って、オーナーと仲良くなる(自分が先にお金を使う)。その上で金を売ってる事、見込み客を探している事などちょいちょい話しつつ、「金に興味を持ってもらう」努力をします。オーナーが乗り気になったり、うまく行けば周りのお客様を紹介してくれたりと新しい人脈に繋がる可能性も。人は興味の無いことに耳を貸さないですから。
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でもこれ実現するでしょうか?ま、しないでしょうね。だって僕だったら値崩れする金より、最悪自分で楽しめるワイン買うでしょうから。そう飲食店オーナーには投資対象(ワインなど)が目の前にあるんです。
つまりAのイケてないことは、営業方法ではなく営業先だったんですね。
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余談ですが、3〜4日後に上司なる人物から電話があり、今が買い時だと言われました。
うーん、Aの問題ではなく、上司に問題有りだったようです(笑)。
#エッセイ #小言 #プロビジョン #ワインバー #営業マンネタ

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