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笑顔

ライブの何日も前から、その話題が出るたびに
「楽しもうね」
と繰り返してくれていたあいたん。

CROWN POP最後のライブになる「僕らのうた」を笑顔あふれる最高のライブにしたいという思いをずっとずっと伝えてくれていましたね。
その言葉のとおり、ライブ一曲目の「Change the world!」から笑顔全開。

あいたんが涙もろいことを知っているこちらは、どこか泣き顔のあいたんを期待してしまっている部分も正直あったりはしたけれど、それでも事前の言葉のままに楽しさが顔にあふれているあなたの姿は、これまでずっと好きだった藤田愛理の笑顔そのままで、一瞬一瞬すべてが愛おしくてたまらないものでした。

「Change the world!」でこの日最初のソロパート

君の笑顔見るたび、溢れ出すんだ”オモイ”

CROWN POP「Change the world!」

を歌いながら、会場に力強く響く”愛理コール”に込められた我々の「オモイ」を心から確かめるように浮かべた笑顔、間奏中にポッパーへあいさつするように両手を振りながらの全力笑顔

2曲目の「airight!」の落ちサビ。瞳を伏せて左肩越しに届くりなてぃーの声に聞き入りながら浮かべる静かな笑顔

「青春bicycle」ではイントロでファンに

皆さん、今日は私たちのことを観にきてくれて本当にありがとうございます。CROWN POPと一緒に青春してくれますか?それでは聞いてください。『青春bycicle』

と語りかけながらのにっこにこの笑顔

スタート3曲を終えた自己紹介のMCでは、

”あいたーん”って呼んでください!!

とマイクを差し出しながら浮かべる、はちき切れんばかりの世界一の笑顔

今日、わたしはですね、ここにいる『誰よりも』にこにこして帰ろうと思ってるんですけど、そんなわたしに負けないぞという方!一緒ににこにこして帰りましょう!!

と、ポッパーに勝負を挑むようにして見せてくれた、誰にも負けない笑顔

CROWN POPの、アイドル藤田愛理の最後の姿を一瞬たりとも見逃したくない自分に、ライブの始まりからずっとたくさんのいろいろな笑顔を届けてくれていましたね。

もちろんそれはライブの序盤だけじゃない。中盤以降だって笑顔満開でした。

「真っ白片思い」では、こちらの胸に飛び込んでくるかのようなさわやかでかわいらしい笑顔やちょっと拗ねたようにぷっくりと頬を膨らませながら浮かべる愛しい笑顔を見せてくれて

「CROWN POPスペシャルメドレー」に組み込まれた「恋椿」では、

好きになっちゃったんだもん。君との思い出、ぜーんぶ忘れないよ

というセリフとともにかわいらしい昨年のツアー衣装に身を包んだ姿で、はにかみを浮かべたような笑顔

「Snowy*Shiny*day」では、エアリーでやわらかなあいたんの歌声にぴったりの歌い出しソロパートで可憐な顔に浮かんだ軽やかな笑顔

MCの際にはおしゃべりが大好きないつものあいたんのにっこにこな笑顔

「キミリプホリック」では、「フタリモノガタリ」で頭をなでてくれたさほるんとハグしながらの笑顔

寂しさや切なさ、苦しさでいっぱいになる最後のライブだけど、どこを切り取っても印象的な笑顔ばかりのあいたん。すごくすごく素敵でした。

アンコールに入ってからだってそうでしたよね。

「君にThank you!!」では、ありがとうを存分にポッパーへ届けてくれる太陽のような笑顔

「応援SONG」ではラストの

この歌は 頑張る人の歌だ

CROWN POP「応援SONG」

で心を振り絞るように力強くエールを届けてくれてから、顔を上げた瞬間に喜びが爆発したかのような、まさに破顔一笑と言わんばかりの笑顔

大切な手紙を届けてくれた場面では
「大好きなみんなへ」と呼びかける際のとっても美しい笑顔
これまでの歩みを振り返りながら、こみあげてくる涙とともに浮かべた笑顔
「あいたん大好きだよー」をせがみながら、「うひひ」と照れる笑顔
そして、

最高の青春をありがとうございました。CROWN POP 藤田愛理

と最後に名乗りあげた際の、晴れ晴れとした笑顔
いろいろな笑顔とともに気持ちを届けてくれました。

最後の曲「夏キラリ☆」では、冒頭

これが本当に最後の最後の曲です。みんなの思い、ステージにいっぱい届けてねーっ!行くぞ!!!!!

と、そこにある大切なものを大事にするかのように右手を胸に当てながら、ポッパーを煽りつつ見せた、弾けんばかりの笑顔

ポッパーへのレスに夢中になりすぎ、「扉 開ける」振りに遅れそうになって浮かべた、はしゃぎすぎの笑顔

2番の冒頭ソロパートでは、

ワクワクのリズムが倍速に変わるよ 好きな歌をうたったら

CROWN POP「夏キラリ☆」

を歌いきり、右耳に手を当てアイドル人生最後となるソロパートでの愛理コールを全力で聞こうとするあいたん。笑顔を浮かべながら、さすがに涙をこらえるのに必死でしたね。
潤む目を手で煽ぎながら客席フロアに背を向けて、少し上を見るようにして懸命に涙を抑える様、そして振り返るとまた満面の笑顔だった姿は目に焼き付いて離れません。

そういえば、最後に愛のバズーカーが全然後ろまで届かなかった笑顔もありましたね(笑)

そして最後の最後、5人で手をつなぎ、肉声での

ありがとうございました!!!!!

を届けてくれた場面。最後に見たアイドル藤田愛理の表情は、最高にとびっきりの笑顔、愛情と喜びに満ちた、どこまでも美しい笑顔でしたよ。

ここに挙げただけじゃない。ライブのどの場面を切り取ってもあいたんの素敵な笑顔ばかりで、どこまでも寂しいライブが、どこまでも楽しいライブに塗り替わっていきました。

そして、紅茶屋個人として、一番心に残ったのは「君色ロード」での笑顔です。

大丈夫 君なら どこまでも走れるはずだよ

CROWN POP「君色ロード」

落ちサビで、少し前屈気味に胸に手を当てながら、切々と我々にそう語りかけてくれた後に

揺るがない 今があるから

CROWN POP「君色ロード」

で表情に浮かべてくれた、その笑みこそが光の道であるかのような、強くて、やさしくて、美しくて、輝かしい笑顔

もっとも印象に残るものを一つ選べと言われたら、この笑顔を大切に胸にしまっていきたいと感じています。
以前、WithLIVEでこのパートについてお話をしたことがありましたね。おぼえてるかな?
その際のやり取りが今でもとてもとても胸に残っていて、あの時、僕は
「今まで以上に、あいたんのやさしさが伝わってくるよ」
と話したけれど、その通りのやさしい歌声と笑顔がZepp Shinjukuでも感じられて、大切な宝物になりました。

あいたんの笑顔には、これまでどれだけ勇気づけられて、どれだけ元気を分けてもらって、どれだけ気持ちを穏やかに落ち着けてもらって、どれだけ喜びを感じさせてもらえたかわかりません。
これまでの人生のどんなものよりも多く、藤田愛理さんの笑顔によって生きる力を獲得してきた、そんなファン人生でした。どんな食べ物よりも、どんな本よりも、どんな音楽よりも、どんなスポーツよりも、どんなマンガよりも、この世にあるどんなものよりも、あいたんの笑顔が一番でした。
ありがとう。

そしてLAST LIVEでその笑顔をたくさんたくさん届けてくれて、本当にありがとう。泣かないように、笑顔を絶やさないように頑張ってくれていたこと、すごく伝わってきてましたよ。
こっちはあいたんから見えないことをいいことに、ずっと泣いてたけどね(笑)。

幸い「僕らのうた」はBDにダビングして、ずっと手元に残しておくことができるので(テレ朝チャンネルさん、本当にありがとう)、これからも、この日のあいたんの笑顔を何度も何度も見て、そして頑張っていきたいと思います。

ライブ当日、福袋についてきたチェキ。
誰にどんなメッセージのチェキがわたるか分からないランダムだった中で、このメッセージが自分のところにめぐってきて、すごくうれしかったんだ。
支えてあげられた自負なんてまったくなくて、むしろ支えられてばかり、ずっとずっと、最後の最後まであいたんの笑顔に支えられてきた毎日だけど、もし、少しでも支え合えた部分があるのなら、とても幸せだなって感じます。

あいたんの笑顔が大好きだよ。
これからもたくさん笑って過ごしてね。

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