和菓子三回講座〜魅せる和菓子三回目〜
楽しみにしていた和菓子三回講座が終わってしまった。いろんな和菓子を習ったけど、ナンバー1はダントツ〝フルーツ大福〟だった。
ふ・く・れ
テーマが魅せる和菓子だけある。和菓子の表面に、絵の描き方を教えてくれるってさすがだな〜って思ったよ。ただ絵心がないのが残念。
「みなさん、藤の花を表面に書いてくださいね。」と言われて頭に浮かんだ藤の花はこんな感じ。
お手本を見て書いてみたけど、上下が逆だよね💦 でも絵心がないわたしでもそれなりに見えるからか、書いてて楽しかったよ。山芋で作るかるかんのような生地で絵を埋めたら、黒糖で作る生地を流して蒸します。
この黒糖で作る生地にはお酢がちょっとだけ入ってるの。お酢は生地を伸ばし、膨れる力が強くなる特徴があるんだとか...もちろん、生地に酸っぱさは残りません。
出来上がりは、書いた絵が膨張してた。べったりとした生地を流したから崩れるかな〜と思ったら、案外しっかり残ってて驚いた。
上生菓子4種
あらかじめ先生に色付けをお願いしました。この色付けって意外と大変なんです。
茶梅(チャバイ)
自分に分かるようにメモっておく。
濃いピンクと白を混ぜて包あんし、絹ふきんで自分の方に少し伸ばして親指と人差し指で摘んで捻る。凹んるとこに三角棒で線をつける。
茶梅が一番難しかった。
しょうぶ
絹ふきんで3本指を使って捻って絞る。一番簡単だったかな。
若楓(ワカカエデ)
これはセンスの問題だと思った。三角の部分は指でつまんで形を整えたあと、細いヘラのようなもので間をグリグリっと分ける。
糸菊(イトギク)
難しそうに見えるけど、一番楽しかった。なんだかんだ言っても、規則性のあるものは正解が見えやすいからだと思う。ただ一本線が足りないだけで取り返しがつかないというウィークポイントはあるけどね。
上生菓子のねりきりやこなしって、時間と気持ちの余裕がないと作れない。自分好みの色付けをササっとして、グニュグニュってお花ができるとか...楽しいだろうな〜。
魅せる和菓子三回目のお手本です。
和菓子作りって、季節の花を愛でたりする心のゆとりを持つことで、きっと楽しみが増すんだろうな〜と思う三回目の和菓子講座でした。