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観光産業化に向けた固有資源の組合せと新しいプログラムづくりを始めよう!

Norio Kodama 
PLACE Marketing Ltd.

マーケティングプランナー
運営推進コンサルタント

コロナも収束の兆しを見せ、日本へのインバウンド需要は急拡大し、顕在化していきます。こうした中で日本経済の回復を見据え、特に地方都市においては「観光という切り口での産業化」を早急に具現化するタイミングに来ています。
ここでは観光産業化に向けて、海外に通じる日本の固有資源とは何なのか、ターゲットはどこに設定すべきなのか、ターゲットに訴求力のある魅力(テーマ)は具体的になにか、について簡単に整理をしてみます。

海外に通じる日本の固有資源とは

日本の固有資源は「海・島・山河・自然資源」であり
そしてこの豊かな自然資源からもたらされる
「水」「空気」「食材」「景観」「温泉」

日本の観光産業のメインターゲットは

「国内リタイアメント層」
「アジア圏の富裕層(韓国・中国・インド他)」

訴求力のある観光魅力(テーマ)は

①「自然体験」
②「文化体験」
③「健康体験」を組合わせた
「中長期滞在型プログラム」を作ること

観光産業化に向けては、3分野の体験のネタを組合せて、中長期滞在型のプログラムを作っていこう

①「自然体験のネタ」

・自然景勝(圧倒的眺め、没入感・溶け込める)
・自然資源の体験(滞在・歩き・キャンプ、ゴルフ・スキー、農林漁業)
・温泉活用(リラクゼーション、湯治、サウナ)

②「文化体験のネタ」

・魅力的な日本食(日式◯◯、らーめん、寿司、和牛、屋台、酒、ジビエ)
・道文化(茶道、華道、建築道、庭園道、職人道、武道、アニメ道)
・高質な接客サービス(旅館、美容業界、病院、高齢者ケア)
・民家に滞在する(商店街泊、農村泊、漁村泊)

③「健康体験のネタ」

・高質な健康診断(精密ながん検診など含む)
・アンチエイジング(再生医療)
・プチ整形、痩身美容
・歯科(矯正、ホワイトニング、インプラント)
・精神科(睡眠障害、リラクゼーション、温泉)
・メディテーション、瞑想

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