さそり座とビー玉
さそり座は水のサインでとても濃い。12感覚では生命感覚。
一旦その中に入り込むと自他の区別はつかなくなる。
さそり座1度の入り口は観光バスでぎゅうぎゅう詰めに密集しており、ついで2度ではその瓶が割れて中身が充満する。
そうやってさそり座の濃い体験をしていくのだが、さそり座では充満してはその器を壊すということを繰り返し、どんどん拡大していき最後はさそり座29度の涙の度数で終わりを告げ、30度では自分はこんな中にいたのか?という視点に変わる。
⭐️ビー玉の話
1897年頃に日本で販売された炭酸飲料(ラムネ)の栓として使われていたガラス玉を取り出し、玩具として使われ出したのがビー玉遊びの普及の始まりである(Wikipediaより)
これは日本での話だけど、初めてラムネを飲んだひとの驚きってどんなだったろう?
相当にびっくりしたんではないか?栓を抜いた時の音もあっただろうし。
圧縮された瓶の中身に蓋をしていたのは当初はコルクが使われていたようだけど、それがビー玉に変わった。
・ビー玉もよくみると球体の中に何かものすごく詰まっている気がする。
ちなみに1897年頃のチャートを出してみると、土星と天王星がさそり座にあった。
占星術では土星は山羊座の支配星とされている。古典占星術では次の水瓶座も。今は水瓶座の支配星は天王星というのが一般的。
が、こないだ作った図にこれを当てはめてみると、土星は8の正義のカードになる。8は圧縮であって立方体の箱でもあり、さそり座は8番目のサインなのでこれは座りが良いようにおもわれ、ぎゅーっと詰まった感じが出る。
一旦さそり座に入ったならもう他という意識は消える。さそり座との別れを意識するのが29度「酋長に自分の子供たちの命ごいをするインディアン」濃い水でくっついていたものを引き剥がされる痛みというのがこの涙の度数とい言われる所以かなと思われるが、次の30度でようやくさそり座を眺める視点になり、悪ふざけして遊んでみようという気になったのが「ハロウィンの悪ふざけ」
みずがめ座は山羊座の次に来るサインでよく余暇とか遊びにも例えられる。
当時なんて瓶は貴重なものだったろうに、それを壊してまで遊ぶというのは天王星は土星を壊しにかかるということからしても悪ふざけだろう。
瓶に詰まった炭酸の一粒一粒がそれぞれの生命だとしてみよう。
そうしてその瓶を割ってビー玉を取り出して遊ぶ。
たまたま見つけたビー玉の話の1897年にさそり座で土星と天王星が同居していた(途中コンジャンクションも)というのはさそり座の理解にとても参考になった気がした。
・関係ないんだけどビー玉というとヘルマン・ヘッセのガラス玉演戯という小説を思い出す。学生の頃読もうとして半分で挫折したまま最後まで読んでない。ちゃんと終わりまで読んでみたいが根気がないのでどうも出来そうにない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?