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人生一回きりだから!

僕は一人っ子だった。

僕たちの時代は一人っ子は珍しくて友だちの家に遊びに行き友だちの母親に
「兄弟は?」と聞かれ「一人です」と答えると驚いた顔をされた!

今では一人っ子の児童がいる世帯は44%と子ども2人、3人よりも多い。
まさに少子化。

だから、ということでもないが母親は何か肩身の狭い感じでいたような記憶がある。

一人っ子の特性は一人遊びが上手(当たり前のことだろ)とかわがままとか色々あるけれど、人の顔色を窺うことに長けていたと思う。

人の顔色を気にしていた。

なんか嫌な子どもだ。

人の顔色を気にしているということは、人から嫌われないようにすることを常に考えていた。
だから自分の意見をストレートにいえない。
でも、嫌われないためにはしょうがないと感じていたから当時は苦痛でもなかった。

この思考は学校では「協調性」という単語に変わって高く評価された。
でもたまに僕はこの顔色を見るという行動を忘れ思うがままの行動をとり、先生からこっぴどく叱られた。
つまり「協調性」のない子どもという評価をされた。
でも親には何も指摘されなかった。(それよりも問題点が多い子どもだったから)

しかし繰り返し先生に注意を受けるので”人の顔色を見る”→”人に好かれるようにする”行動を取り出し、周囲とうまくできることが楽になった。

この性質は学校生活特に部活や大学のゼミなどのコミュニティでは役に立った。
さらに社会人になると「協調性」の効果を強く感じて生き抜くためのテクニックとさえ思い始めた。

しかし自分の意見を一切言わずみんなの意見に合わせることにストレスを感じ始めた。
ついつい習慣でお愛想をする瞬間に自分が不愉快になってきた。
特に僕の時代のサラリーマンは上司に対するゴマスリやお愛想は当たり前の行為。
実際に今も僕が勤めた会社では上司の顔色を窺う人間が出世している。

自分の周りの人全員に好かれる必要なんてない。
全員に好かれるなんて無理だし意味がない。
そのために自分の意見をちゃんと言うようにした。(ケンカをするのではなく)
すると精神的にはかなり楽になった。
だんだんメンタルが強くなってきたなんだと思う。

自分の性格は幼少期から培われて今がある。
あまり気づかないこともあるけれどストレスがたまることの多くは自分の性格にある。
人生一度きりなんだからストレスをたくさん溜めないように生きないと!

#一人っ子
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#ストレス
#サラリーマン
#ゴマスリ
#メンタル







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